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何でも見てやろう | |
小田氏はとにかく「何はともあれアメリカを見たかった」と語る。 ここからスタート。も う、究極の貧乏旅行。当初は「ハーバード大学」の特待生??としてアメリカヘ渡るも、 いきなり自堕落な生活。 「芸術家村 | |
アラスカ 風のような物語 | |
自身が自然と一体になっている、そういう感覚を多く体験し、描写しようとしていると感 じます。それは自然への畏怖の念や雄大さをを荘厳に描くというより、物言わぬ自然の声 を感じ、人間の感覚では無残と思えるよ | |
チャーリーとの旅 | |
お相手を務める同伴犬?のチャーリーとの楽しい、楽しいオトナの道楽。 都会を離れ、アメリカ各地を巡る。正直、彼が辿った旅程を追いきることができなかった。 それは敢て、煙に巻いているような気がする。 | |
アメリカ | |
写真家(作家?)、藤原新也氏によるアメリカ論。 写真家ならではというか、藤原氏ならではの視点で切り取ったアメリカの日常の風景。 その視点は明らかに「ファインダー」から覗いたものだ。 これは大竹伸朗 | |
幽霊たち | |
オースターの作品は無意識、意識的含めて2作目だが、この2作品は「ニューヨーク三部作」 と呼ばれるうちのものだ。ということは、もう1冊の「鍵のかかった部屋」も同じような不思議な世 界が「期待」できる。読 | |
グレートジャーニー―地球を這う〈1〉南米~アラスカ篇 | |
南米の南端からアラスカまでの奇跡を描いた紀行。人類がアフリカで誕生し全世界に広 まった奇跡の「逆」を辿る。 未開の地に住む原住民。彼らはそう筒単に部外者を受け入れてくれない。著者は根気強く、 誠意と敬 | |
ロサンゼルスの魔力 | |
LAをどう斬るか。 LAの魔力はどこから湧き出ているのか。この手のテーマはよくある。東京とは?パリとは?ロンドンとは? 単なる都市論ではない。体系的に或いは歴史を積み上げて、といった手法でも無い。カオ | |
長い旅の途上 | |
星野道夫氏の遺稿集という目的で刊行された本です。 星野道夫氏の「言葉」は、当たり前なことでも何故かいつも感銘を受けます。何故だろ う?って、いつも考えさせられます。 以前、植村直巳氏の随筆を読んだとき | |
LOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉 | |
ページをめくると、シンプルなスナップ写真とシンプルなメッセージがポツポツと並べら れていた。ゴタゴタ旅の出来事を書き綴ってはいない。ごくごく自然な言葉で旅と人生とそして、幸 せとは何かを綴っている。 | |
50歳から楽しむニューヨーク散歩 | |
あえて題名に「50歳」という年齢を付しているのが最大の特徴。そのため?か本も薄め。字もやや大きいかな。細かに情報を仕入れ、綿密なスケジュール を立て、計画をテンコ盛りにする・・・という血気盛んな旅から | |
ニューヨーク散歩―街道をゆく | |
ニューヨーク紀行とありますが、「旅行記」ではありません。ニューヨークを旅しながら、 海外における「目本学」という学問領域へ貢献した諸氏との関わりを語っています。「旅を したい」という目的においてはあま | |
ノーザンライツ | |
この本の物語はアラスカを開拓した2人の女性の数奇な運命から始ります。この本の最後 に星野氏と2人の女性が旅をするシーンが描かれています。この旅物語を文章にする前に 星野氏は不慮の事故のため他界。同行し | |
オン・ザ・ロード | |
「Load」と「Beat」。この2語がすべてだった。 二人は常に「路上」に立ち打ちひしがれて いた。ただ留まることなく、前へと進む。何かに追われているように進む。サルはディー ンから追われる恐怖から逃 | |
反省文-ハワイ | |
彼女も一般芸能人の例外ではなく、かつてはリゾート天国としてのハワイを満喫してきた。 この番組の中で、訪れる国々の歴史と現実というパンドラの箱をこじあけて行く中で、表 面的な一面だけを見てきた自分に気付 | |
辺境・近境 | |
確かに辺境を旅されています。辺鄙な?ところ。よくもまぁ、そんなところに行ったねぇ と言いたくなるような。事実、現地の人々に言われていたようです。 硬く言うと日本からの距離、文化の違い、慣習の違い、価 | |
いつかモイカ河の橋の上で―会社を休んで59日間地球一周 | |
副題にある「会社を体んで59日間」という文言。これだけでも作者の置かれていた立場を リアルに想像でき、現実感たっぷりだ。冒頭に旅立つまでの経緯が少し書かれている。サ ラリーマンの私が感情(旅情?)移入 | |
異郷をゆく | |
文化人類学者として多くの国を訪れた著者が「学者」という鎧を脱ぎ捨て、かつて学者と して訪れた国や訪れる機会を逸した国々を「旅人」として叙情性豊かに綴った紀行短編集です。 訪れる国や街をおよそ学者とは思 | |
天涯〈1〉鳥は舞い光は流れ | |
「天涯」と言えば・・一昨年から聴いている、クリスマス・イヴ恒例の沢木 耕太郎氏の一夜限りの番組「~MIDNIGHT EXPRESS 天涯へ~」。 「天涯」という沢木氏の本の存在は知っていましたが、書店 | |
天涯〈2〉水は囁き 月は眠る | |
天涯2は天涯1に引き続き、沢木氏の写真と、それと微妙に距離を置いた文章で構成され ています。 効果的にさまざまな文人の文章を引用し、「移動」する感覚を読者に与えています。 記念写真とは違う、旅人の生の | |
砂漠へ―心の故郷、アメリカ南西部 | |
アメリカ南部に広がる砂漠。赤茶けた大地。サボテンしか生息し得ない地。ここに住むさまざま先住民の自然観、そして凄惨な過去。そして自由を勝ち取るまでの道 程を、つぶさに研究し、現代に生きる我々が抱える問題 |