紀行地図 > 紀行文庫 > 天涯〈1〉鳥は舞い光は流れ
旅行記,紀行:「天涯〈1〉鳥は舞い光は流れ」| データ項目の説明→
| 書名 | 天涯〈1〉鳥は舞い光は流れ |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 著者 | 沢木 耕太郎 | |||||
| 書籍種類 | 紀行 | |||||
| 紀行の種類 | 旅行記型 | |||||
| 旅の種類 | ||||||
| 主要テーマ | 歴史、文化 | |||||
| 主要訪問国 | ||||||
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「天涯〈1〉鳥は舞い光は流れ」|紀行読書感想
写真集でした。
「天涯」と言えば・・一昨年から聴いている、クリスマス・イヴ恒例の沢木
耕太郎氏の一夜限りの番組「〜MIDNIGHT EXPRESS 天涯へ〜」。
「天涯」という沢木氏の本の存在は知っていましたが、書店で見る限り、分厚く、とっても高価はイメージがあったので、手を出さずじまいでした。
で、文庫本で出ていることを知り、価格も許容範囲だったので、手に取りました。
ページをめくってびっくり。写真集でした。
目を通していくうちに、その不思議な構成に違和感を覚えつつも、沢木氏の作り出した世
界に引き込まれていきます。
掲載される写真はすべて沢木氏の作品。写真に添えられる「文章」は写真とは無関係な文
章が多い。これは巻末の沢木氏がこの木を出版するに至った経緯などを読み、納得しまし
た。
沢木氏と写真
ノンフィクション・ライターという立場、特に深夜特急のイメージが強い沢木氏のことで
すから、常にカメラを帯同して・・という印象でしたが、意外にも写真に対する思い入れ
は希薄なようです。
基本的にはカメラは持参しないようです・・。
修学旅行の写真コンテストで、入賞した経験があり、普通はこれをきっかけに写真の道を
進まずとも、興味を覚えるはずでしょうが、そうはいかなかった・・。
今回の写真集を企画するにあたり、いろいろ沢木さんなりに作戦を練ったようです。
写真
の配置や選択した写真について「移動」を感じられるように・・という沢木氏の意向を反
映したもの。
確かに写真集は「定点観測」的で、かつ、添えられる文章はその説明になり
がちです。
そうでは無く、あくまでも「旅」は移動を伴うものであり、そこを今回は意
識して編集したようです。
かつ、添えられる文章は、敢えて写真と独立させることで、添え物になりがちな文章を際立
たせることも狙ったとか・・。
これらを把握すると、写真の眺め方が随分変わります。読者の中には、気に入ったページ
を開いて飾っているとか。なるほど。妙案ですな。


味のある写真が、魅力
手放せない宝物








