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【アメリカ】 [ロスアンゼルス] [サンフランシスコ] [サクラメント] [シェラネバダ山脈] [ソルトレイクシティ] [エバンストン] [ロック・スプリングス] [シカゴ] [ニューヨーク] [フロリダ] +マイアミ [ニュー・メキシコ] +ニードルス
本のタイプ | 紀行 |
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著者 | 藤原 新也 |
タイトル | アメリカ (集英社文庫) |
テーマ | |
主な訪問国 | アメリカ合衆国/ |
写真家(作家?)、藤原新也氏によるアメリカ論。 写真家ならではというか、藤原氏ならではの視点で切り取ったアメリカの日常の風景。 その視点は明らかに「ファインダー」から覗いたものだ。 これは大竹伸朗氏の「カスバの男」で大竹氏の独特の視点と通じるものがある。 大竹伸朗氏は画家としての目でモロッコを切り取った。 絵筆の代わりにペンを握った。 藤原新也氏はファインダーから覗いた被写体を印画紙ではなく、同じくペンを握った。 効果的に自身が撮影した写真が掲載されていますが、望むとしたらもう少し彼の目で見 た風景を掲載して欲しかったかな。 藤原氏の視点はかなり独特で、悪く言うとやや偏見もあるような気もしますが、仮にこれ らを是とすると、アメリカがどういう経緯で現在の姿に至ったのかが理解できるような気がする。