紀行地図

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「何でも見てやろう」で旅した地図

何でも見てやろうで旅した軌跡

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「何でも見てやろう」の内容

本のタイプ 紀行
著者 小田 実
タイトル 何でも見てやろう (講談社文庫)
テーマ
主な訪問国 アメリカ合衆国/カナダ/メキシコ/イギリス/ノルウェー/アイルランド/ノルウェー/デンマーク/ドイツ/オランダ/フランス/スペイン/イタリア/ギリシャ/シリア・アラブ共和国/フランス/レバノン/

何でも見てやろうのブックレビュー

小田氏はとにかく「何はともあれアメリカを見たかった」と語る。 ここからスタート。も う、究極の貧乏旅行。当初は「ハーバード大学」の特待生??としてアメリカヘ渡るも、 いきなり自堕落な生活。 「芸術家村」なるコミュニティーで更に自堕落な生活へと転がる。 いつまでたっても自堕落な生活から抜け出せない。確か深夜特急でも、泥沼からか這い出 るように沢木氏は移動を続けていた。 アメリカ南部そしてメキシコヘ。人種差別の現実と真の貧困というものを目の当たりにし、 小田氏は「何でも見てやろう」と堅く決心した。 これ以降、想像を絶する貧困の旅が続く。 著者は敢えて、訪れる国の「暗部」へと潜り込む。貧困の巣窟と化したスラム街。国の水 準を推し量るために、小田氏は臆せず乗り込んでいった。そこには「腐敗」と「希望」が 矛盾なく存在する。