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「幽霊たち」で旅した地図

幽霊たちで旅した軌跡

【アメリカ】  [ニューヨーク]  +ブルックリン橋  +オレンジストリート +チャイナタウン

「幽霊たち」の内容

本のタイプ 小説
著者 ポール オースター
タイトル 幽霊たち (新潮文庫)
テーマ
主な訪問国 アメリカ合衆国/

幽霊たちのブックレビュー

オースターの作品は無意識、意識的含めて2作目だが、この2作品は「ニューヨーク三部作」 と呼ばれるうちのものだ。ということは、もう1冊の「鍵のかかった部屋」も同じような不思議な世 界が「期待」できる。読まなくては。 「幽霊たち」は安直に言うとミステリーだけど、結末に意味があるのではなく、舞台の設 定と話の骨格に意味があり、その流れをどう受け取るか・・というところに醍醐味がある ような気がしている。なにせ、結末を期待すると、意味不明だからだ。 「ガラスの街」を既に読んでいたということもあり、オースターの世界を少しは味わえたよう な気がする。 安部公房を再読しようか・・という気になってきた。比較する意味では無いけど、ぼくは安部公房のほうがもっと強烈な世界観をもっていたような気がする。