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旅行記,紀行,ガイド:「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 」| データ項目の説明→
| 書名 | 冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 著者 | ジム ロジャーズ | |||||
| 書籍種類 | 紀行 | |||||
| 紀行の種類 | 旅行記型 | |||||
| 旅の種類 | 車 | |||||
| 主要テーマ | 経済、金融、政治 | |||||
| 主要訪問国 | 116カ国 | |||||
| その他訪問国 | ||||||
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「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見」|紀行読書感想
投資家の世界一周、経済紀行
今までにない紀行でした。投資専門家が、(しかも40歳で引退できるほどの人!)「経済」
「政治」という切りロで、訪れる国を次々と「評価」する。
でも目線としては至ってフラット。その国の歴史、政治体制、指導者のポリシーと実体経済をつぶさに「査定」。メディ
アの情報に踊らされず、自分の足(改造ベンツ)で歩いて眼で見て、話して、実態を探る。
表に出る「数字」と実体の「乖離」を見抜く眼力。
そして国の大手銀行に口座を作る。或い
は小切手を決済する。日本ではあっという間の事務ではあるが、こういった「試験」を彼
は行い、その国の経済状態を推し量り投資判断或いは、その国の行く末を見極める。
美しい風景や、その国の文化、風俗、人々との触れ合い。そして、あ一なんて、素晴らし
い国なんだ。と普通?の旅人の目線と全く違う目線で彼はその国を見る。どちらが、その
国の「表」でどちらが「裏」なのか。
真実ほど知ることが難しいものは無い
様々な戦争が過去も現在も続いているがその根幹は「経済」。もっと乱暴に言うと「金儲け」
がある。さらに根幹を深く見ると、欧米諸国が背後に構えている。
ほとんどが植民地と化したアフリカ。そのアフリカを勝手にぶった切ったのが列強諸国。
「世の中」はどのように成り立って、今日に至ったか。という壮大なテーマを掲げた私に
とって、ある程度は「利潤追求」が世の中の成り立ちに関わる要素と認識してましたが、
ここまで根が深いとは・・・。
民族の境界が国家の境界というのが、基本的には美しい姿の一つと思ってますが、列強諸
国はこれらを無視してアフリカを切り取った。これでは民族間の紛争も絶えず、うまく行
くわけが無い。アフリカの国境線に「直線」が多いのは、こういう訳だったんだ。
欧米諸国はアフリカに対し、過去の過ちを清算すべきだと、画期的な案も出しています。
米国は食料や衣料をボランティア的に援助を行っているが、これもアフリカに対し、暗い
影を落としている。こういう真実を知ると、善意とは何なのか?と考え込んでしまう。
何カ国巡っているんだ・・・。
すごい国の数を訪れている。しかも改造ベンツで。しかも美しい若き妻(旅の途中で挙式
をした)を伴って。ヨーロッパ一周くらいだったら、理解できるのですが、アフリカ、中
東、南米もくまなく巡っている。至るところでテロや小競り合いが勃発。ビザは下りない。
下りても偽造。
まさに冒険。投資資金を取り返すなど、タチの悪いヤ○ザみたいだ。
個人的には、今まで訪れたことの無い国が大半なので、いったいいくつの地図を描けば良
いのか・・。
大変だ・・。
父と子
著者とガンを患う父。多くは記載されていませんが、子である著者と父の想いがにじみ出
てくる。
胸が締め付けられる想いがした。美しいくも悲しい親子の姿。これも運命であり、
彼らが自ら背負った宿命。そして互いに尊敬しあい、背負った宿命を双方受け入れた。双
方「悔い」はあると思いますが。
著者はこの冒険を終え、燃え尽きたかに見えましたが、新たな「冒険」を見出したようで
す。
そして私が進む道
「外に出ないと自国のことは理解できない。外に出て初めて自国を客観的に見ることがで
きる」「無知とは意図的な自尊心から生まれる。」著者は強く述べている。これは母国アメ
リカに対する強い愛国心があるからこそ発せられた言葉だと思う。無論、強い批判でもあ
る。
私は116カ国も訪れる時間もお金もありませんが、一層、強い意志を持って、この先の
道を進む勇気を頂いた。


経済好き、旅行好きにお勧めです。









