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本のタイプ | 紀行 |
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著者 | ロバート ハリス |
タイトル |
エグザイルス (講談社+α文庫) |
テーマ | |
主な訪問国 | ロシア連邦/フィンランド/ドイツ/スウェーデン/オーストラリア/クロアチア/トルコ/アフガニスタン/パキスタン/シンガポール/ |
この本は勿論、紀行という範躊ですが、自叙伝に近いというのが読後の感想です。 いろいろ感じることが多い本でした。 その中で強く感じたこと。「兄弟愛」。 著者と弟さんとの壮絶とも言える兄弟愛。涙なくして読むことはできません。 ふと思い出すのは、ゴッホとその弟、テオ。 孤独と狂気に苛まれるゴッホヘ手紙を通して励まし、経済的支援も含め、すべてを受け止 めようとするテオ。 ただ、著者のロバート・ハリス氏とその弟が、どちらがテオでどちらがゴッホなのか・・。 安易に振り分けることは危険でしょう。 「天に向けて両手を上げた弟の姿」は僕の脳裏に焼きつき、胸を掻き電った。