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「深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン」で旅した地図

深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドンで旅した軌跡

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「深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン」の内容

本のタイプ 紀行
著者 沢木 耕太郎
タイトル 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―
テーマ
主な訪問国 イタリア/モナコ/フランス/スペイン/ポルトガル/イギリス/

深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドンのブックレビュー

明確にヨーロッパヘ足を踏み入れたことを実感し、いよいよ終点を意識する。いつでもロ ンドンに行こうと思えば行ける。しかし、往生際が悪いというか、踏ん切りが付かない。 不完全燃焼で終わりたくない。そういった気持ちが伝わります。ここまでくると劇的に終 わりたいところでしょうけど、文明社会に入り込んだ時点で、それは期待できない。モロ ッコでマカオを重ね合わせようとしましたが、これも不完全燃焼。イベリア半島でアフリ カヘ行くことも考える。ロンドンに着かなくてもいいじやないか。いっそアフリカヘ渡っ て、喜望峰を回って・・。 読む我々も旅をする沢木氏も同じ気持ちです。
イベリア半島の西端。そしてヨーロッパの西端。終わりを決断するに相応しい場所。サグ レスヘ向かうまでの路、風景。ユースホステルの窓から見える海。 目を閉じると、すべての想いと風景が呼応し増幅された残像が年月を経た今でも実像とた がわぬ鮮やかさを保っています。