紀行地図 > 紀行文庫 > グレートジャーニー―地球を這う〈2〉ユーラシア〜アフリカ篇
旅行記,紀行:「グレートジャーニー―地球を這う〈2〉ユーラシア〜アフリカ篇 」| データ項目の説明→
| 書名 | グレートジャーニー―地球を這う〈2〉ユーラシア〜アフリカ篇 |
|
|---|---|---|
| 著者 | 関野 吉晴 | |
| 書籍種類 | 旅行記 | |
| 紀行の種類 | 旅行記型 | |
| 旅の種類 | ||
| 主要テーマ | ||
| 主要訪問国 | ロシア,モンゴル,中国,イラン,シリア,エジプト,タンザニア | |
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「グレートジャーニー―地球を這う〈2〉ユーラシア〜アフリカ篇」の読書感想
這うように
サブタイトルに「地球を這う」とあります。歩いたり、カヤックに乗ったり、自転車に乗ったり。
人類が生まれたとされるアフリカへ。それは聖地巡礼と言ったほうが相応しい。旅行記・・の範疇を超えていますので。。
人類が500万年かけて拡散した軌跡を逆に辿る。その時間の持つ意味を実感し、人類が歩んできた道のりを
振り返るには「這う」しか無いんでしょうね。
この本で巡る土地は現代文明と距離を置いた地であり、そこに暮らす人々は手や顔に深く皺の入った逞しい人々だ。
Part1同様、風景や人々の写真が多く掲載されている。文明の香りが漂う写真は1枚も無い。
極寒、灼熱。そういった劣悪な環境にも人々の生活はある。そして、その土地を愛している。
どうして、そこに留まるのか?僕には理解できない。
生と死
ガンジスの光景。沢木耕太郎の深夜特急にも出てきた光景。ガンジスの辺で山積みになっている死体。
その傍で普通に遊ぶ子供たち。沐浴する老人。洗濯する婦人。傍には焼かれる死体。「死」を決して
隠さない。いつも隣り合っている。特別なものとして考えていない。「動物」にとっては自然なことだ。
「死」はいずれおとずれる。そして特別なものではない。
この生と死の扱い方。見習ってもいいかもしれない。
貯めることをしない
必要なものだけを手に入れ消費する。不足すればそこで獲る。余れば他の人と分かち合う。
貯めることにより貧富の差が生まれた。貯めないことが平等の基本。エチオピアでは現代のように
人より貯めるような人は軽蔑される。モノが滞る。交流も滞る。だから軽蔑される。
どこぞの大学の経済学者では考え付かないだろう。
古の人々の教え。人類が21世紀以降を生き抜くためにも人類が辿った道を遡ってみることが必要か
もしれない。しかも這って・・。










