紀行地図

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「黄昏のアントワープ 」で旅した地図

黄昏のアントワープ で旅した軌跡

【イタリア】  [ミラノ]【ベルギー】  [ブリュッセル] [アントワープ]  +ウェストマーレ修道院   +カフェ・トラピステン【スペイン】  [サン・セバスチャン]【フランス】  [パリ]  +ホテル・ムーリス [トゥールダルジャン] [サン・マロ] [バルビゾン] [フォンタネス] [レ島]

「黄昏のアントワープ 」の内容

本のタイプ 紀行
著者 辻 仁成
タイトル 黄昏のアントワープ
テーマ
主な訪問国 イタリア/ベルギー/スペイン/

黄昏のアントワープ のブックレビュー

まぁ、とにかく食べるし、それ以上に呑む。お腹一杯で酔っ払ってしまいそうな紀行でした。 辻さんはお好きなんでしょうね。よっぽど。食もそうですが、後半はワインにまつわるオハナシ。 下戸な僕には分りませんが、ワインに関する専門用語や料理に関する専門用語が飛び交ってますので 理解できないところもありましたが、ワイン通の人にはきっと楽しめるのでは? 彼のワインに対する探究心は尽きない。興味深いのはワインを貯蔵する「カーヴ」へと足を運ぶ。パリの地下にあるようで、50万本以上が貯蔵されているらしい。そこを管理する人がなんと日本人。その方との出会いや、やりとりは興味深いものだった。ある意味、カーヴの管理人はフランスの伝統仕事 であって、それを日本人が奪うのである。それは大変だろうな。どこぞの神社の宮司やお寺の僧侶が外国人 だったりすると・・。最高裁判にまで掛け合って、その職を得たそうな。 情熱があれば、国をも動かす。何をなすにも情熱。辻氏のワインに対する情熱はすごかった。