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「カスバの男―モロッコ旅日記」で旅した地図

カスバの男―モロッコ旅日記で旅した軌跡

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「カスバの男―モロッコ旅日記」の内容

本のタイプ 紀行
著者 大竹 伸朗
タイトル カスバの男―モロッコ旅日記 (集英社文庫)
テーマ
主な訪問国 イギリス/スペイン/モロッコ/

カスバの男―モロッコ旅日記のブックレビュー

大竹氏がモロッコを旅しながら色鉛筆でスケッチするというのが今回の旅の主旨のようで す。 多くのスケッチ画が掲載されており、モロッコの空気や匂いまでも感じ取れます。 写真とは違う、抽象化された氏の絵画だからこそ、匂い立つものを感じ取れるのでしょう。そして特徴的なのは、氏の文章。 氏は画家としての「眼」で、見たもの感じたものを色鉛筆を使って画用紙に「絵」を描く 代わりに「文字」を綴っている。だから、摩房不思議な世界が出来上がっている。 絵を文章にする翻訳装置が存在するとしたら、大竹氏がその翻訳装置。逆に文章を翻訳装 置に流すと大竹氏の見た世界を見ることができるはずだ。 一見、不条理な言い回しに見えますが、言葉を脳の「言語野」で解釈しようとせず、右脳 にそのまま流し込むようにすれば、モロッコが蜃気楼のように目の前に浮びかかる・・は ず?