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ギリシャ、トルコ旅行記,紀行:「エーゲ―永遠回帰の海」| データ項目の説明→
| 書名 | エーゲ―永遠回帰の海 |
|
|---|---|---|
| 著者 | 立花 隆 | |
| 書籍種類 | 旅行記 | |
| 紀行の種類 | テーマ型 | |
| 旅の種類 | ||
| 主要テーマ | ギリシャ文明、宗教、歴史、美術 | |
| 主要訪問国 | ギリシャ、トルコ | |
紀行地図〜旅行記,ガイド|「エーゲ―永遠回帰の海」で辿ることができる主要都市
【ギリシャ】
+ウラノポリス
+ダフネ
+カリエ
【イタリア】
+シチリア島
+シラクサ
+デルフィ
【トルコ】
+エフェソス
+セルチュク
+ネクロポリス
+イスタンブール考古博物館
+パムッカレのネクロポリス
+ラオディキア
+ギリシャのパトモス島
+ミレトス
「エーゲ―永遠回帰の海」|旅行記読書感想
画期的な構成
この本は1/3が写真で、5行程度の短い文章が添えられています。エピローグという位
置づけだと思いますが、こういった形式は珍しいですね。
写真に添えられる文が詩的というか、メッセージ性が強く、ある時は風のように、ある時
は銀の弾がごとく心を貫いてきます。
本文中に語られていますが、1枚の写真に触発されて旅に出ることが多いと。写真が醸し
出す情報量は人をも動かす。冒頭にこれだけ多くの写真を配置するのもこういった拘りか
らなのでしょう。
「あとがき」にこの本を作った経緯が書かれています。膨大な写真と膨大な情報を整理し
きれない状態に陥り、長い年月を経て、このアイディアに行き着いた、とあります。僕は
このエピローグ部分はこの本のすべてを物語っていると思っています。
破壊された遺跡
普役目にする美しいギリシャ文明の遺跡ばかりではなく、崩れた、破壊された遺跡が多く 掲載されています。過去の記憶がそこにあるような、成仏していない姿がそこにあります。 破壊された遺跡の写真に妙に惹き付けられます。
古代ギリシャ文明史
古代ギリシャの国家体制的推移、芸術史、宗教史、哲学史が良い意味で交錯するエーゲ海 地域の文明諭概説。といったところです。エピローグ以外は司馬道太郎氏の紀行モノと似 通っています。すこし巡って、どっぷり「知」の世界。
・ギリシャ文明の栄枯盛衰
・ローマ帝国が国教をキリスト教へ。そして破壊。
・「性」についておおらかな古代ギリシャ。現代では考えられない・・。(失笑)
・性を原罪とするキリスト教。この原則を守るため、苦労したようです。
・美術
・黙示録
書ききれません。
記録されない歴史
記録された歴史は歴史では無い。記録されていない「歴史」に「真」の歴史がある。とい う立花氏の言葉。氏はよくTVに出ておられ、どういう方?なのかよくわかりませんが、 哲学が専門のようです。だからこういう言葉を発せされたのでしょう。
「その場所」へただ座り、古代の声に耳を傾ける。「記録」に残らない「歴史」を聴く唯一 の手段。氏はエーゲ海をひらすら歩き、記録に残らない「声」をきっと聞いたに違いない。










