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オランダ旅行記,紀行:「街道をゆく〈35〉オランダ紀行 」| データ項目の説明→
| 書名 | 街道をゆく〈35〉オランダ紀行 |
街道をゆく〈35〉オランダ紀行 posted with amazlet on 06.11.20 司馬 遼太郎 朝日新聞社 売り上げランキング: 10965 おすすめ度の平均: ![]() 小さな大国の魅力を探る 読みやすく内容が濃い本 偉大なるかなオランダ人! |
|---|---|---|
| 著者 | 司馬 遼太郎 | |
| 本のタイプ | 紀行+ガイド | |
| 紀行のタイプ | ガイド型 | |
| テーマ | 歴史 | |
| 主要訪問国 | オランダ、ベルギー | |
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紀行地図〜旅行記,ガイド|「街道をゆく〈35〉オランダ紀行 」で辿ることができる主要都市
【オランダ】
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[トーン]
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【ドイツ】
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【ベルギー】
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【オランダ】
[ゼーランド州]
[プッテ]
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[アムステルダム]
[ナールデン]
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「街道をゆく〈35〉オランダ紀行 」の読書感想
オランダってすごい!
オランダ最高!なんだかガッツポーズをしたくなります。
この本を読むまではオランダといえば「風車」と「チューリップ」というのどかな光景を
持つ国というイメージしかありませんでした。
オランダはかつて商業という点においてはヨーロッパの中心だった。合理的な「商売」の
骨格を作った。組織的に商業を行う。株式会社の設立など。あのイギリスでさえ、自力で
商品をさばけず、オランダの市場で世界へ売り出していた。
かつてスペイン、ポルトガルが栄華を誇っていた頃、頑張って、頑張ってスペインからの魔の手
を振り切った。低地で国土の維持が困難になり、皆で頑張って、知恵を出して、堤防を築き
干拓を行い、土地を手に入れた。
なんという国なんだ。
オランダ史探訪(少しベルギー史)
この本に限らず、司馬遼太郎さんの紀行はお腹一杯になります。歴史、政治、宗教、芸術、
民族論、文学論・・・ありとあらゆるテーマを絡めてきます。それが司馬遼太郎さんの「街
道をゆく」シリーズの醍醐味。
おそらく、様々な土地を巡ったと思われますが、この点についてはあまり詳しく書かれて
いません。少し巡って、そして脱線して、その土地の歴史や文化論を展開し・・と横道に
それ、さらに横道にそれて・・・というパターンですので旅の軌跡を地図にするのがとて
も難しく、紀行地図職人泣かせの本です。よって莫大な情報量がこの本の本質なので、そ
のほんの一部を最後に書き並べたいと思います。
来る者を拒まず。差別の無い社会。
現代のオランダは別として、オランダは何故、商業におけるヨーロッパの核となり得たの
か?これはオランダヘ流れ込んでくるあらゆる人種に対して差別を行わないオランダの基
本的精神の賜物です。迫害されたユダヤ人を招き入れ、またベルギーから追われた織物職
人も招き入れ、そうすることで有能な人材が集まり、その地位を確立しました。
スペイン
は「南蛮のみち」にもありますが、逆にユダヤ人を迫放したことで衰退の道を辿ります。
またオランダはカトリックではなく、プロテスタントということもあり(今はわかりません
が)合理的な精神が培われたのでしょう。
プロテスタントということで、芸術面についても宗教性が薄いという特徴も見られます。
この本で知ったこと
この本に限らず、紀行や旅行記、特にガイドブック的な本は、その地域、国に関する知識、 情報が満載です。この本も例外ではあ・りません。ここで書きつくすことはできませんが・・
- オランダは人種差別が無い。ユダヤ人も暖かく迎えた。
- アンネの日記はアムステルダムで書かれた
- 「自由があるからオランダ繁栄した」byスピノザ
- レンブラント,ゴッホ、フェルメールを輩出する
- カトリックを否定したから絵画には物語性が無い。(オランダはプロテスタントが多い)
- ニシンの保存方法h発見しオランダは飛躍したらしい。ニシンは商業の母だと。
- 胡椒貿易か株式会社を生む。それが東インド会社。近代企業の先駆け
- レンブラント作:「夜警」「トゥルプ教授の解剖学講義」について
- 30キロの堤防を人民の力で作る。風車ポンプを使い干拓。
- ダイヤモンド加工取引メッカ。ユダヤ人の力。
- フランダースの犬オランダが舞台。でも最近までオランダでは知られていなかった!
- 日蘭交渉史
- ゴッホについて。弟テオとその妻ヨハンナがゴッホとテオの書簡を整理。評価高い
- シーボルトについて
- これ以上、書ききれません・・・


小さな大国の魅力を探る
読みやすく内容が濃い本








