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「深夜特急〈3〉インド・ネパール 」で旅した地図

深夜特急〈3〉インド・ネパール で旅した軌跡

【インド】  [カルカッタ] +ダムダム空港  +チョーリンギー通り [ガヤ] +ブッダガヤ +バグァ村サマンバヤ [パトナ]【ネパール】  [カトマンズ]【インド】  [ラクソール] [パトナ] [ベナレス] [カジュラホ] [デリー]

「深夜特急〈3〉インド・ネパール 」の内容

本のタイプ 紀行
著者 沢木 耕太郎
タイトル 深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)
テーマ
主な訪問国 インド/ネパール/

深夜特急〈3〉インド・ネパール のブックレビュー

第2便で香港、マカオの幻影を断ち切ったように見えましたが、カトマンズで「熱く」な っておられました。なんとなく分かってきたのですが、沢木さんは「バザール」が好きな んですよね。きっと。ざわざわとした、混沌とした雰囲気。人と商品が溢れかえる。そう いった場所が好きなんでしょう。きっと。ただ、第3使は全体として象徴的というか、思索しているというか。そういう印象を特ち ました。
読解力の無い私にとって難攻不落であった本「マラケシュの声」。沢木氏は道中(インド) にこの本を紹介され、目本から送ってもらっています。そして「マラケシュの声」のよう な形式でこの旅を表現すべく、メモを取り続けていたようです。(Coyote N0.8深夜特急特 集から引用) これとどう関連あるかわかりませんが、インドやネパールの暗部の表現がどことなくマラ ケシュの声を彷彿とさせます。鼠の大群、浮浪者の目。そこには「死」の臭いが漂ってい ます。死が常にそこに存在するような、そういた情景が象徴的に描かれています。マラケ シュの声も死の臭いが漂っていました。