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タイ、シンガポール旅行記,紀行:「深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール 」| データ項目の説明→
| 書名 | 深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール |
深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール posted with amazlet on 06.08.23 沢木 耕太郎 新潮社 (1994/03) 売り上げランキング: 6,314 おすすめ度の平均: ![]() 旅に出るなら、読んでソンなし 読んでいてなつかしかった。 熱狂の香港を通過して・・ |
|---|---|---|
| 著者 | 沢木 耕太郎 | |
| 書籍種類 | 旅行記 | |
| 紀行の種類 | 旅行記型 | |
| 旅の種類 | ||
| 主要テーマ | ||
| 主要訪問国 | マレーシア、タイ、シンガポール | |
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紀行地図〜旅行記,ガイド|「深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール 」で辿ることができる主要都市
「深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール 」|旅行記読書感想
解かれた呪縛
香港とマカオの影を追いかけながらバンコクヘ辿り着く。道すがら出会う人々との小さな 物語を積み重ねつつ、旅は淡々と進んでいきます。そして刺激を求める想念が膨張し行動 をも遮ってくる。刺激により神経が磨耗(旅なれた)したせいもある。 麻薬常習者がごとく彷徨う。刺激を求めて。追えば迫うほど逃げていく陽炎。 そして気付く。香港とマカオの呪縛。呪縛を振り切るように次なる地へ向かっていきます。
自由とは
自らが作り上げた固定観念。そして幼い頃から植えつけられた固定観念。 常識では考えられないような宿で寝泊りする中で徐々にそぎ落とされていく固定観念。そ して浮き出てきた「自由」。文化、歴史、風俗といった環境が異なる地に放たれた時、身に まとっていた固定観念が削がれる。そこから本質的な自由を獲得できる。開放的な気分に なるといった感の自由というより、固執、偏見を自然に脱ぎすてることができる。僕たち は自ら不自由になっているような気がした。
丸の内にて執行猶予を勝ち取る
ベッドの上でぼんやりと、この旅のはじまりを整理する著者。就職先まで決まっておきな がら、雨のなか初出勤する著者は腫を返す。そこは丸の内の中央郵便局前。
僕はこのくだりを読んだ時驚いた。実はついさっき、丸の内の中央郵便局前を歩いていた。 なんという偶然なのか。たまたま丸の内にある社の関連施設に行っただけでしたが。これ を運命的なものと捉えると、よからぬことを考えてしまいそうなので、「偶然」と捉えるよ う自分に強いた。
沢木氏はジャーナリズムの世界に足を踏み入れ、自身の制御できる範囲を超えた状況に追
い込まれていく。一般的には「階段を昇っている」と見て取れますが、沢木氏は未来の可
能性を摘まれる「刑」に処せられる。そう認識しました。
そして執行猶予を自らに下し、香港へと渡った。
そして
「逃げた」
と自分に告白する。
「逃げる」ことは否定的な側面ばかりでは無いんだと、勇気付けられた。だけど、よから
ぬことは考えないようにしよう。
呪縛を捨て、自由となり、インドヘ行くぞ!


旅に出るなら、読んでソンなし
読んでいてなつかしかった。
熱狂の香港を通過して・・








