紀行地図

travel-mapper.com

「巡礼コメディ旅日記――僕のサンティアゴ巡礼の道」で旅した地図

巡礼コメディ旅日記――僕のサンティアゴ巡礼の道で旅した軌跡

【スペイン】サン・ジャン・ピエ・ド・ポール+ロンセスバリェス+スビリ+パンプローナ+ピアーナ+ログローニョ+ナバレテ+ナヘラ+サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ+カスティルデルガード+ベロダード+トサントス+ブルゴス+タルダホス+オルニリョス・デル・カミーノ+オンタナス+カストロヘリス+フローミスタ+カリオーン・デ・ロス・コンデス+カルサディーリャ・デ・ラ・クエサ+サグアン+レオン+アストルガ+ラバナル+フォンセバトン+エル・アセボ+モリーナセカ+ポンフェラーダ+ビリャフランカ・デル・ピエルソ+トラバデロ+オ・セブレイロ+トリアカステーラ+サリア+レンテ+ポルトマリン+パラス・デ・レイ+カスタニェーダ+ルア+サンティアゴ・デ・コンポステーラ

「巡礼コメディ旅日記――僕のサンティアゴ巡礼の道」の内容

本のタイプ 紀行
著者 ハーペイ・カーケリング
タイトル 巡礼コメディ旅日記――僕のサンティアゴ巡礼の道
テーマ
主な訪問国 スペイン/

巡礼コメディ旅日記――僕のサンティアゴ巡礼の道のブックレビュー

サンティアゴ巡礼の紀行文やガイドは数多く出版されてます。以前読んだのはガイド的な本で巡礼ノウハウや美しい写真で旅情を駆り立てるといった構成でしたが(「聖地サンティアゴ巡礼の旅 」のレビューはこちら)、この本は純粋な紀行文です。

著者はドイツの著名なコメディアン。旅路で起きた出来事を面白く?語るというより、コメディアンならではの処世術が為せる技的な展開が愉快な紀行文。

前半は有名人ということもあり、やや鼻につく、といった部分もありましたが、サンティアゴ巡礼はそう甘くはないですね。徐々に著者の人間性が剥き出しになって、旅を続ける葛藤や、同伴者とのやりとりも生々しくなり、伴に旅をした気分になりました。最終目的地へ辿り着くことが目的ではなくなりつつあるところが、この旅の到達点なのでしょうね。