紀行地図

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「聖地サンティアゴ巡礼の旅 」で旅した地図

聖地サンティアゴ巡礼の旅 で旅した軌跡

<フランス人の道> 【フランス】 [サン・ジャン・ピエ・ド・ポー] 【スペイン】 [ロンセスバージェス] [ララソアーニャ] [パンプローナ] [シスール・メノール] [プエンテ・ラ・レイナ] [エステージャ] [ロス・アルコス] [ログローニョ] [ナヘラ] [サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ] [ベロラード] [サン・ファン・デ・オルテガ] [ブルゴス] [オルニージョス・デル・カミーノ] [カストルへリス] [フローミスタ] [カリオーン・デ・ロス・コンデス] [テラディージョス・デ・ロス・テンプラティオス] [エル・ブルゴ・ラネーロ] [マンシージャ・デ・ラス・ムーラス] [レオン] [マサリーフェ] [アストルガ] [ラバナル・デル・カミーノ] [モリーナセカ] [ビジャフランカ・デル・ピエルソ] [オ・セブレイロ] [トリアカステーラ] [サリア] [ポルトマリン] [パラス・デ・レイ] [リバディソ・ダ・バイショ] [アルカ・ド・ピノ] [サンティアゴ・デ・コンポステーラ]

「聖地サンティアゴ巡礼の旅 」の内容

本のタイプ ガイド
著者 フランシスコ・シングル
タイトル 聖地サンティアゴ巡礼の旅
テーマ
主な訪問国 スペイン/

聖地サンティアゴ巡礼の旅 のブックレビュー

キリスト教の3大聖地のひとつスペインのガリシア州にあるサンティアゴ・デ・コンポステ ーラヘの巡礼をテーマにしたガイド系の本です。 表紙も中身も美しい写真が多く掲載されていて、眺めるだけでもウットリする本でした。よくあるテーマ型の紀行文かと思いきや、聖ヤコブ伝説や聖地巡礼ルートの歴史なども織り込 まれ、はたまた、巡礼経験者の方との対談では巡礼の心構えなど経験談も豊富。服装や 持ち物、宿泊施設の利用方法、そして、巡礼中に足の裏にマメができたときの処置法など‥。これはかなり実用的な本です。サンティアゴヘの巡礼はいくつかルートがありますが、その中で「フランス人の道」と呼ばれるルー トについて、細かく地図が掲載。途中の観光スポットの紹介なども掲載されています。 地図も分かりやすく、「一度は行きたい」と思ってしまいます。とはいえ、それなりに覚悟が必要ですが・・。

本文中に説明がありますが、キリスト教の巡礼の聖地といえば、エルサレムとローマとサ ンティアゴ。サンティアゴは聖ヤコブが埋葬され、その墓が9世紀に発見された。その後、巡礼する ことで、贖罪することができるという噂や、また、立身出生が叶うという噂も広まり信者は 競って聖地巡礼を行った。 世界遺産に指定されたこともあり、巡礼者を保護するための施設、道路なども整備されたようです。 当時と現在では巡礼する人たちの目的も異なると思いますが、約100km、30日の徒歩での旅程は相当の 体力も要求されるようです。 目的の地、サンティアゴが見渡すことができる地へたどり着くと、誰しも歓声を上げ 到着を惜しむように、進みが遅くなるとか。 聖地へたどり着いた時の達成感はひとしお。また、みちゆく巡礼者との結束力も高まり、 感極まる。 巡礼は異教の人々、異端児もすべて受け入れるとのこと。 一度は訪ねてみたいですね。