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「トルコのもう一つの顔」で旅した地図

トルコのもう一つの顔で旅した軌跡

<1977年> 【フランス】  [ストラスブール] 【イタリア】  [ブリンディジ] 【ギリシャ】  [テサロニキ] 【トルコ】  [イスタンブール] 【キプロス】  [マゴサ]  [カルパス] 【トルコ】  [アンタリヤ]  [エズィネ]  [チャナッカレ]  [ケシャン]  [オワジュク]  [エルズィンジャン] <1985年>  [アンカラ]  [イスタンブール] 【ブルガリア】 【ユーゴスラビア】  [ベオグラード]  [リエカ] 【イタリア】  [ヴェネチア] 【フランス】  [リヨン]

「トルコのもう一つの顔」の内容

本のタイプ ドキュメンタリー
著者 小島 剛一
タイトル トルコのもう一つの顔 (中公新書)
テーマ 言語学
主な訪問国 トルコ/ギリシャ/

トルコのもう一つの顔のブックレビュー

トルコは長い歴史の中、事実上他民族国家として誕生した。他民族ということは他言語で あるはずだが、政府はこれを認めていない。そこへ学者としての著者が、やってはいけな い一線を越えてしまう。そこで、もうひとつの顔が現れてくる・・。 前半は、トルコの人々との友好的な対応に感動しつつ、旅は進みますが、「踏み込んではな らない、暗黙の領域」へ触れだしたあたりから状況は一変。 途中から脱出劇の様相を呈し てきます。 この本は言語学者による紀行ではありますが、フィールドワークの「記録」に近いものがあり ます。 無論、紀行としても十分楽しめますし、特にトルコ、ギリシャを中心とした民族学、 言語学を学ぶ人にとっては、柔らかい学術書として参考になると思います。  「新書」は大方、この本のように紀行的要素に学術的な背景を持つ本が多くあり、紀行を 楽しむとの同時に、その国の歴史や背景を紀行を楽しむことができます。