幸せの黄色い

幸せの黄色い


某所PM12:45

雨がいつ落ちてきてもいいような曇り空。近所の小川沿い。菜の花の咽るような匂い。真冬は枯草に覆われていた川岸一面に黄色い絨毯が敷き詰められている。沈んだ心からすると、少し目の奥が痛む。黄色は僕にとって安らぎの色ではなさそう。彩度を控え目にして。幸せも控え目くらいがちょうどいい。