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本のタイプ | 紀行 |
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著者 | 中谷 美紀 |
タイトル |
インド旅行記〈2〉南インド編 (幻冬舎文庫) |
テーマ | |
主な訪問国 | インド/ |
第2巻は寺院めぐりとインドの歴史的背景が主テーマです。無論、堅苦しい学問的な内容 ではなく、訪れる寺院の成り立ちや背景を簡潔に描いています。 精力的に寺院を巡っているようですが、本来、「観光嫌い」と宣言しているせいか、インド の「せわしない」文化に辟易しているのか、かなりお疲れな様子。お気軽に声をかけてく るインド市民。信用して良いかどうか、常に葛藤しつつも、インド市民の生活に入り込む 勇気は感服。騙されないように、細心の注意を払っていても、結局、まがい物を掴ませら れたり。ぎりぎりの駆け引き。少しずつ「鍛えられてくる」=「旅慣れてくる」様が見て 取れます。
旅行記、紀行は著者が巡る土地、経験を迫体験する楽しさと、その国の文化を知ることが できるという楽しみの他に、著者の内面の変化や、未踏の地に立ち思索する姿など、読む ものにとっては楽しみの一つです。 第2巻ということもあり、この旅を総括するようなところはありませんが、第3巻に期待 をしたいところです。あれだけ、苦しい?映画撮影を乗り切ったのですから。中谷美紀さんのホンネを覗いて見たいで すね。