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インド旅行記,紀行:「インド鉄道紀行 」| データ項目の説明→
| 書名 | インド鉄道紀行 |
宮脇 俊三 角川書店 売り上げランキング: 84,852 おすすめ度の平均: ![]() 宮脇作品で一番好きです。 インドの圧倒的な異質さ 宮脇氏の「芸」を味わう |
|---|---|---|
| 著者 | 宮脇 俊三 | |
| 本のタイプ | 紀行 | |
| 旅のタイプ | 旅行記 | |
| テーマ | 鉄道紀行 | |
| 主要訪問国 | インド | |
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紀行地図〜旅行記,ガイド|「インド鉄道紀行」で辿ることができる主要都市
【インド】
[デリー]
[ニューデリー]
「ラジダーニ特急」
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[ダーンバド]
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+ハウラー駅
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[ガヤ]
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[アグラ]
+タージ・マハル
〜世紀急行でニューデリー、ラジダーニで
[コタ]
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〜ウディヤン急行
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[プーナ]
[ワディ]
[バンガロール]
[ジョラペティ]
〜カニヤクマリ・エクスプレス
・ケララ州:バスコダガマ到達・ザビエル布教拠点
[コーチン]
[カニヤクマリ]
+コモリン岬
「インド鉄道紀行」の読書感想
列車内から伺えるインドの事情
以前、読んだ氏の「シベリア鉄道9400キロ」同様、鉄道に対する観察力、専門性が適
度に展開されています。
我々のような鉄道を移動手段としかとらえていない者にとって、
極度に専門性が展開されていると、読むのも疲れるのですが、程よい内容。
トレイ事情、
列車「遅れ」事情、予約困難事情など。このあたりインド旅行する場合は参考になるとい
うか「覚悟」しておく事項として心に留めて置くのも良いでしょうね。
今回は現地のガイドを1人付けての旅。そういった意味では真のインドが見られないので
は?と危惧しましたが、氏もおっしやってますが、言葉が通じなく、想像を膨らませてイ
ンドを勝手に解釈するよりも的確にインドを掴める。事実、そういった局面が多く存在し
ました。
いずれにしろ、「いい加減」。著者も列車の予約が取れない時など「もう、どうにでもなれ」
と投げやりになってました。(笑)
本領発揮
専門的な鉄道用語は多く出ないものの、氏のこだわりが随所に見て取れます。まずは線路
の幅。私なんぞ、新幹線と在来線の線路の幅が違うことくらいしか知りませんが、インド
にはいろいろあるそうです。
広軌(1600ミリくらい)から狭軌(600ミリくらい)
まで複数存在しているようです。インドの鉄道史によるところが多いようです。今回の旅
は1等車(設備が良い車両)を主に利用していたため、ほとんどが「広軌」の列車のよう
ですが、是非とも狭軌の列車に乗りたいと仰せでした。何か違うのだろう?と素人の私は
理解しかねますが、マニアの方はいろいろ想いがあるのでしょう。
いくつかの列車に乗車していますが、列車全体の「構成」を把握しないと気がすまないよ
うです。1から3両目は1等客車で間に電源車両を挟んで、4両目は・・・といった具合。
これは日本にはない接続方式だ・・とか。今後、こういった車両を見る目が変わりそうで
す。
ちなみに、一般的には鉄道好きを「鉄っちやん」と称したりしてますが(愛情を込めて)、
鉄道好きは「乗り鉄」「撮り鉄」に分類されると分析されるそうです。宮脇さんは「乗り鉄」ですね。
やはり・・生と死そして貧困の陰が・・
ガンガー河畔で流れ来る死体。自然で、風景に溶け込んだ光景だ。アジアの河で見かける ごく自然な光景だ。死を隠さない。以前読んだ「深夜特急3」「グレートジャーニー2」でも 同様の光景を目にする。河は神聖な場所。河から生まれ、河へ戻る。
アジアの旅に必ず潜む貧困の陰。この本にも色濃く現れてきます。都市によって状況は異 なりますが、どんな都会でもスラム街は存在し、物乞いの姿は日常茶飯事です。一度気を 許すと際限が無いといのが定説ですが、なんともやるせない。道徳心、宗教心は通用しな いのか・・。
ストイックな宮脇さん
一旦、旅の目的を達成しますが、再びインドを訪れています。
前回共に旅したガイドさんも同行して。シベリア鉄道9400キロもそうでしたが、
旅する季節はその国が一番その国らしい時期に訪れるというポリシーをお持ちです。
シベリアの旅は極寒の真冬。今回のインドは旅行代理店から薦められた気候の良い時期。
再び訪れたのは雨季かつ暑季。。。ストイックとしかいいようが無いですが、本当のその
国が見たい、体験したいのでしょうね。

宮脇作品で一番好きです。








