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本のタイプ | 紀行 |
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著者 | 宮脇 俊三 |
タイトル | インド鉄道紀行 (角川文庫) |
テーマ | |
主な訪問国 | インド/ |
専門的な鉄道用語は多く出ないものの、氏のこだわりが随所に見て取れます。まずは線路 の幅。私なんぞ、新幹線と在来線の線路の幅が違うことくらいしか知りませんが、インド にはいろいろあるそうです。広軌(1600ミリくらい)から狭軌(600ミリくらい) まで複数存在しているようです。インドの鉄道史によるところが多いようです。今回の旅 は1等車(設備が良い車両)を主に利用していたため、ほとんどが「広軌」の列車のよう ですが、是非とも狭軌の列車に乗りたいと仰せでした。何か違うのだろう?と素人の私は 理解しかねますが、マニアの方はいろいろ想いがあるのでしょう。いくつかの列車に乗車していますが、列車全体の「構成」を把握しないと気がすまないよ うです。1から3両目は1等客車で間に電源車両を挟んで、4両目は・・・といった具合。 これは日本にはない接続方式だ・・とか。今後、こういった車両を見る目が変わりそうで す。ちなみに、一般的には鉄道好きを「鉄っちやん」と称したりしてますが(愛情を込めて)、 鉄道好きは「乗り鉄」「撮り鉄」に分類されると分析されるそうです。宮脇さんは「乗り鉄」ですね。