紀行地図

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「イタリア古寺巡礼」で旅した地図

イタリア古寺巡礼で旅した軌跡

【イタリア】+マルセーユ+ニース+ジェノバ+ローマ +テルメのグランドホテル +バルベリニ広場  +サンピエトロ・イン・ヴィンコリ寺  +テルメ美術館  +カピトリノ美術館  +シスト礼拝堂  +アヴェンチノの丘+チェルヴァトリ+ローマ+ナポリ +ポンペイ+サレルノ+ペストー +ネプチューンの神殿+アマルフィ+タオルミーナ+シラクーサ +ホテル・デ.ゼトランジェー+アグリジェント +ボルックスの神殿  +コンコルディアの神殿+パレルモ +中央寺院  +モン・レアーレ+アシシ +サン・フランチェスコ寺+フィレンツェ +サンマルコ美術館+シエナ+ピサ+ボローニャ+ラヴェンナ +ガラ・プラチディアの墓  +サン・ヴィターレ寺  +サンタ・ポリナーレ・ヌオボ寺+パドヴァ +ジォットーの礼拝堂+ヴェネチア +サンマルコ広場+ヴェローナ

「イタリア古寺巡礼」の内容

本のタイプ 紀行
著者 和辻 哲郎
タイトル イタリア古寺巡礼 (岩波文庫)
テーマ
主な訪問国 イタリア/

イタリア古寺巡礼のブックレビュー

和辻哲郎氏といえば、学生時代の社会科とかの教科書に出てくる「風土記」を送り出した方。この本は「風土記」が出版される以前の外遊を書いたものです。この本の最後の「解説」にもありますが、ところどころに「風土記」の登場を予見するかのような描写があります。著者の目で切り取った風景を「湿度」という自然風土によって説明、描写するところは他に例を見ない切り口です。 風土記に近いものを想像されたかもしれませんが、そうではありません。タイトルは 「古寺巡礼」とありますが、「美術、芸術巡礼」と言ったほうが良いかもしれません。美術作品に対する造詣は筆舌に尽くしがたいものがあります。著者独自の分析も展開されています。これら美術作品について写真も掲載されていますが、白黒なので著者の持論を味わうのは限界があります。百科事典等、別の文献で確かめるか、「自ら」行って確認するしか無いですね。