紀行地図

travel-mapper.com

「極楽タイ暮らし―「微笑みの国」のとんでもないヒミツ 」で旅した地図

極楽タイ暮らし―「微笑みの国」のとんでもないヒミツ で旅した軌跡

【タイ】  [チェンマイ]  [サコンナコン]  [ハジャイ]  [ナコンパノム]

「極楽タイ暮らし―「微笑みの国」のとんでもないヒミツ 」の内容

本のタイプ 紀行
著者 高野秀行
タイトル 極楽タイ暮らし―「微笑みの国」のとんでもないヒミツ (ワニ文庫)
テーマ
主な訪問国 タイ/

極楽タイ暮らし―「微笑みの国」のとんでもないヒミツ のブックレビュー

まずは、著者はタイ好きで、タイという国を心から愛しているということをまず、認識し た上で読まないといけないです。いいも、悪いも「ホンマかいな~」の連続。感想を一言で言えば、なんて「平和」な人々 なんだろう。タイ人気質の「不思議さ」を「タイ歴」が長い著者が語っているので、単なる主観では無 いようです。この本が出版され、久しいようですが、当時と比して経済も高度化されたと 想像していますが、気質は今でも変わらないのでしょう。 著者は決してタイ人を祁楡しているわけではなく、その気質を受入れ、タイ中毒患者にな っている一人に過ぎません。。

「元気だ」「楽しい」「気楽だ」「たいしたことない」これらがタイ人の気質を表現するキーワード。タイ語だと「サバーイ」、「サヌアック」、「サ ドゥアック」、「マイペンライ」。タイの人々の行動、考えはすべてこのキーワードで説明がつくようです。 論理的に物事を考えない。主張が無い。本音を言わない。本質的にやさしい。これらは長 年、タイで過ごした体験をもとに、著者が実感した。そして「見栄っ張り」。車に対して異様なほど執着心を持っており、ひょっとすると日本よ り高級車が多く走っているのでは?と思うくらい多いようです。これまた以外。プライバシーという概念もなさそう。誰かの家に行っても知らない人がそこい居ようがお かまいなし。誰も気に留めない。目当ての家族が不在なのに、知らない人と二人で家の中 に残る。日本人としては相当、気遣うところが、タイの人は全く意に介さない。 プライバシーが無いというが、概念が違うということを発見したようだ。人前で裸になら ない。だから日本の銭湯は彼らからするとありえない。タイはどうやらオカマが多いよう だが、オカマからすると日本は天国のようらしい・・・。事実、日本に来たオカマ?たち はディズニーより銭湯に行きたがったらしい・・。 といった、書けばキリが無いような不思議な挙動を楽しめます。