紀行地図

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「泳いで帰れ 」で旅した地図

泳いで帰れ で旅した軌跡

【ギリシャ】  [アテネ]

「泳いで帰れ 」の内容

本のタイプ 紀行
著者 奥田 英朗
タイトル 泳いで帰れ (光文社文庫)
テーマ
主な訪問国 ギリシャ/

泳いで帰れ のブックレビュー

タイトル「泳いで帰れ」の意味が最後で分かったのですが。どんな本?って思ってました。 著者の奥田英朗氏は直木賞受賞の小説家。かつ、熱狂的な野球ファン。その彼がアテネオリンピックで様々な競技を観戦したノンフィクション。というより「観 戦日記」という感じです。スポーツ系ノンフィクションといえば、沢木耕太郎氏や故山際淳司氏の作品を思い出しま すが、そういった「マジメ」なノンフィクションではなく、「お笑い系」といったら語弊が あるかもしれませんが、終始笑いの絶えないものでした。 実際にオリンピックを生で観戦しないと実感することはできませんが、「世界運動会」とい う表現が言いえて妙でした。 野球以外にもいくつか観戦されていましたが、勝ち負けより、清清しさ、美しさを称える 著者の基本的姿勢は共感できるものでした。