travel-mapper.com
【イタリア】 《プーリア州》 [アルベロベッロ] +モンティ地区 +アイア・ピッコラ +トゥルッロ・ゾヴラーノ [イトリアの谷] [ロコロトンド] [マルティーナ・フランカ] [カステッラーナ・グロッデ] +カステッラーナの大鍾乳洞 [オストゥーニ] +カステル・デル・モンテ [アルタムーラ] [マテーラ] [ポリニャーノ・ア・マーレ] +ヴィットリオ・エマヌエーレ [バーリ] +サン・ニコラ教会 [トラーニ] +大聖堂 [トレーミティ諸島] [レッチェ] +サンタ・クローチェ教会 +サントロンツォ広場 +ドゥオーモ広場 [ガッリーポリ] [グレチーア・サレンティーナ] [オートラント] +大聖堂 +サン・ピエトロ・ビサンティン教会
本のタイプ | ガイド |
---|---|
著者 | 木下 やよい |
タイトル |
南イタリア・プーリアへの旅―青い空と白い迷宮を訪ねて (SHOTOR TRAVEL) |
テーマ | |
主な訪問国 | イタリア/ |
典型的なガイド系の本です。ガイド系の本の楽しいところは、豊富なカラー写真満載で今 までイメージしたモノクロで二次元の世界をフルカラー三次元の世界に変換してくれること。 最初にこういった本を読むのもいいですが、ある程度紀行を読んだ後に読むと、記憶の再 整理と定着化が図れます。この本は歴史的な事柄に加え建築を主テーマにした本。南イタリアといえば建築的要素を テーマとした本が多くあります。イタリアは優れた建造物の宝庫であることは周知されて いますが、特に南イタリアは遺物~遺された~建造物が多く存在するように感じます。手 付かずの街。謎の建造物。中世、古代ロマンを掻き立てられます。 以前感想文をUPした南イタリアのガイド系書籍で著名な陣内秀信氏の「南イタリアヘ!- 地中海都市と文化の旅」は建築を主テーマにした本。ここでは更に専門的な知見により南 イタリアの遺物や文化を紐解いています。この本でもマテーラをはじめ多くの古代建造物 を細かく分析しており、合わせて読むと南イタリアの風景が、ただ美しいだけでは無く、 その本質にも迫ることができます