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メキシコ旅行記,紀行:「オアハカ日誌 」| データ項目の説明→
| 書名 | オアハカ日誌 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 著者 | オリヴァー・サックス(訳)林 雅代 | |||||
| 本のタイプ | 紀行 | |||||
| 紀行のタイプ | 旅行記型 | |||||
| テーマ | 植物学(シダ) | |||||
| 主要訪問国 | メキシコ | |||||
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紀行地図〜旅行記,ガイド|「オアハカ日誌 」で辿ることができる主要都市
【メキシコ】
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「オアハカ日誌」の読書感想
「シダ」好き学者(オタク)の遠足日誌
世の中には様々な「オタク」が存在するようです。この遠足(紀行)のご一行様は、ほん
の一握りの「プロ」と「シダ」オタクで構成されており、シダ類の聖地?であるメキシコ
の「オアハカ」への遠足或いは修学旅行といったところです。
しかも彼らはシダの世界で
は「アマチュア」ですが、筆者も含め、医学やその他分野の第一線で活躍する学者さんた
ち。遠足のようにバスのなかでワイワイ、ガヤガヤ会話がはずんでます。シダの世界から、
神経学の世界、建築構造、細胞学といったそれぞれの専門分野でシダの世界を多角的に概
観したり・・かなり専門的な医学用語、植物用語、シダの正式名称が飛び交ってますが、
いずれにしろ、ちょっと高度な遠足気分に浸れます。
また、学者さんたちの集まりということもあり、科学の世界における情報公開と隠蔽、学
名の先取、盗用といった話題など、神聖なる学術業界の裏話も興味深い。
ナショナルグラフィック・ディレクションズが提供する紀行文学
この本はナショナルジオグラフィック・ディレクションズが企画した紀行文学シリーズの
一つ。
単に「シダ遠足」の日誌という枠を超えたものでは無い。シダ或いは植物に対する尽きぬ愛
情表現。少年のような飽くことの無い探究心。そして著者の眼は次第にオアハカの庶民の
生活、コンキドール(征服者)が残した傷跡とメキシコの文化、歴史の変化に移っていく。
読後は遠足気分は無くなり、メキシコ或いは新大陸の歴史や文明の深さに深い感動を覚え
ます。
あまり個人的な評価を書かない方針でいますが、最高峰の紀行シリーズという
宣伝文句に納得しています。全シリーズを読むぞ!
文明の発祥
途中訪れた毛織物業を営む家族の職人技やモンテ・アルバン遺跡を前に現代建築にも引け
を取らない構造を目の当たりにし、現代における文明定義について思いを馳せています。
文明は中東から発生、展開、拡大していったとされる一般論に対し、実は新大陸(南北ア
メリカ)からも文明は発生していたのでは?と推察する一方、文明自体を比較、評価する
のではなく、そういった事実があったということを認識することに意義があると締めくく
っています。











