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ハワード・ノーマン/静寂のノヴァスコシア  

紀行地図紀行文庫 > 静寂のノヴァスコシア

カナダ旅行記,紀行:「静寂のノヴァスコシア」|    データ項目の説明→

書名静寂のノヴァスコシア                        
静寂のノヴァスコシア (ナショナル ジオグラフィック・ディレクションズ)
静寂のノヴァスコシア (ナショナル ジオグラフィック・ディレクションズ)Howard Norman 栗木 さつき

早川書房 2005-04-14
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著者ハワード・ノーマン
書籍種類紀行
紀行の種類旅行記型
旅の種類
主要テーマ生活、文化
主要訪問国カナダ
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「静寂のノヴァスコシア」|紀行読書感想

ノヴァスコシアの静けさ

この本はカナダの南部、ノヴァスコシア州の静かな半島を舞台にした物語。

著者がこの地を感慨深く旅をした旅行記ではありません。いくつかの一貫性の無いエッセイを織り交ぜ、「ノヴァスコシア」をホログラムのように浮かび上がらせています。少し確度を変えると、その都度、違ったノヴァスコシアが現れてきます。
個々のエッセイの感じ方によって、この地を如何様にも捉えることができます。

熱狂的な、ある小説家のファンが家庭を捨て、朗読会へ参加をする、ごくありふれた婦人の物語。
「前触れ」と呼ばれる口承伝説を信じる独特の風土。
アマチュア野鳥愛好家の著者が語る「野鳥論」。

心の中で「その地」を浮かび上がらせる。
これが、この「シリーズ」の共通した手法のような気がします。 ぼんやり読んでいると、何のことが書いているか分らなくなります。
視覚的に捉えない。これがこの本を理解する一つのコツかもしれません。

松本侑子さん

この本の巻末エッセイは松本侑子さんによるものでした。
このナショナルジオグラフィックの紀行文学シリーズの特徴は「巻末エッセイ」の妙にあります。 松本侑子さんのエッセイは「赤毛のアン」を主軸に書かれています。

私は存じ上げない方でしたので、「詳しい方だなぁ」って。独自の切り口でノヴァスコシアを切り取っていました。 で、帰りの電車の中で読了し、帰宅。
何気なくTVを見ていたら、なんと「赤毛のアン」のことを取り上げた番組が!
なんて偶然なんだ。で、どこかで見た人が「赤毛のアン」とノバスコシアのプリンスエドワード島を案内している。 で・・・。出演者が彼女のことを「松本さん」って呼んでいる。そして番組の最後に「本日は松本侑子さんをお招きして・・」と言っているでは無いか!!すごい偶然!

この番組は2008年のお正月に放映された「ようこそ!“赤毛のアン”の世界へ」の再放送でした。 で、何故今頃再放送かって言うと、4月から「3か月トピック英会話 “赤毛のアン”への旅〜原書で親しむAnneの世界〜」という英会話番組がスタートするので、その宣伝を兼ねて・・のようです。 で、早速録画予約!
本当に美しい島です。こんなところがあるなんて・・・という景色です。

全巻制覇

さて。この本で「紀行文学の最高峰」と銘打ったナショナルジオグラフィックから発刊されたシリーズを制覇しました。 いずれの本も正直、「難解」です。なにせ「最高峰」ですから。 この本も例外ではありませんでした。そう簡単には最高峰を征服させてくれません。 このシリーズの感想文を改めて下に記載しておきます。

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