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「南イタリアへ!―地中海都市と文化の旅」で旅した地図

南イタリアへ!―地中海都市と文化の旅で旅した軌跡

【イタリア】+ナポリ+ラクイラ +サント・ステファーノ ディ・セッサーニオ +カラショ+モンテ・サンタンジェロ +聖ミカエル聖所  +カステッロ(巨人の塔)+レッチェ +プーリア地方  +コルテ・グイドーネ・ダラベンナ+チステルニーノ+アルベロベッロ +モンティ地区  +ジュゼッペ・マルテッロッタ広場  +アイア・ピッコラ地区+マテーラ+ノート +ビットリオ・エマヌエレ大通り+シャッカ +ノチェート広場  + ポポロ広場 +パレルモ+サルディーニャ +ゴーニ +モンテ・ダコッティ+アマルフィ +旧カプチン会修道院(カプッチーニホテル)  +旧サンフランチェスコ修道院(ルナ・コンヴェントホテル)+プロチダ +テッラ・ムラータ居住地  +カザーレ・ヴァシェッロ居住地  +コッリチェッラ地区+ポッツォーリ +コロセオ +ネプチューンのテルメ

「南イタリアへ!―地中海都市と文化の旅」の内容

本のタイプ 紀行
著者 陣内 秀信
タイトル 南イタリアへ! (講談社現代新書)
テーマ
主な訪問国 イタリア/

南イタリアへ!―地中海都市と文化の旅のブックレビュー

テーマ型の典型な著書です。とかく「美術」や「歴史」、「食」といったテーマが多い中、「建築」というテーマで一環してイタリアを概観しています。時系列を辿った「旅程」は無く、著者が過去の研究活動として赴いたことのある土地を綴るスタイルを取っています。そういった意味では「紀行」「旅行記」というより、「イタリア南部における建築の歴史と現在」といったところでしょうか。
旅の焦点は南イタリアヘ当てられています。華やかな北部イタリアとは異なり、田園的、牧歌的な雰囲気が漂う街並みが広がっています。イタリアは地理的に日本と似ていると言われる国で(平野が少なく、山がち)、どこか古きよき時代の日本を想像しました。旅慣れた人には「知れている」ところかもしれませんが、私は今までに耳にしたことが無い都市 (というより街)が取り上げられています。建築学的に重要な建物はそういったところにしか残っていないといこともあるのでしょう。そうった意味では現在の日本が辿っている方向と同じなのかも知れません。