紀行地図

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「ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記」で旅した地図

ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記で旅した軌跡

【ブラジル】  +サン・パウロ +サントス【コロンビア】  +ボゴタ +カリ +メデリン +カルタヘナ +ボゴタ【ブラジル】  +ヴィトリア +サルバドル +レシフェ +オリンダ +ナタル +フォルタレーザ +サンルイス +サン・ホセ +グァマ +ベレン +トメアス +サンターレン +マウナス +ブラジリア +リオデジャネイロ +コルコバードの丘

「ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記」の内容

本のタイプ 紀行
著者 垣根 涼介
タイトル ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)
テーマ
主な訪問国 ブラジル/コロンビア/

ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記のブックレビュー

とっても短気な著者。自身もこの年で情けないと自己嫌悪に陥っていますが、半ばあきら めており、炸裂しています。「怒ることをしない日本人」に対しても苦言を呈しています。 危機的な状況に何度か遭遇していますが、立ち向かう姿に感服。 そして、すぐに南米の人々と友達になれること。この本を読みながら、旅の醍醐味は人々 との交わりなんだなあと実感。人の良さというか、人懐っこいというか、あっけらかんとしているというか、日本人の国 民性の対極にいる人々です。市中で出会った人々と話が盛り上がり、「楽しませてくれたか ら」ということでプレゼントをくれたりとか。道中に助けをもらった人にお礼をしようと すると、そんなことするものでは無いと叱責されたりとか。この「人」を想う気持ちは日本語 では「愛」という言葉しかなさそうですが、愛だけでは表せない気持ちがこの国にはある と著者は語っています。