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本のタイプ | 紀行 |
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著者 | 立松 和平 |
タイトル |
楽園物語―麗しの太平洋紀行 |
テーマ | |
主な訪問国 | キリバス/チリ/ニュージーランド/ |
かつてポリネシア人は砂をばら撒いた程度の島々しかない大海の中を特別な道具を使わず に自由に動き回っていた。まったくすごいとしかいいようが無いです。五感を研ぎ澄まし、 自然を感じながら目的の地に達する。渡り鳥の飛ぶ方向、水面のさざなみの形状、あらゆ る自然からの情報を処理し判断を下す。この技術。現代科学技術と引き換えにこの技術を 手放した。どちらが高度かという問題では無いですが、長年培ったこの「技術」を手放し たことを、どう捉えればいいのでしょうか? 別に今の科学技術をもってすれば原子的な航海技術は必要ないが、これを伝承する動きが さかんだ。この本を読んだ直後、ハワイからホクレア号が古の航海技術をたよりに旅立ったとニュー スが流れてきました。日本にも立ち寄るそうです。 遺伝子にちやんと記憶させとくために皆頑張ってます。