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紀行地図紀行文庫 > 地球の彷徨い方―ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/セルビア・モンテネグロ初級編

旅行記,紀行:「地球の彷徨い方―ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/セルビア・モンテネグロ初級編」|    データ項目の説明→

書名coyote No.18
地球の彷徨い方―ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/セルビア・モンテネグロ初級編 (地球の彷徨い方)
地球の彷徨い方―ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/セルビア・モンテネグロ初級編 (地球の彷徨い方)天城 桜路

おすすめ平均
stars天才すぎて凡人に理解不可能
stars異★人!日本人のための救世主なんじゃない?
stars現代ヨーロッパの「病魔」を過敏に察知している本
stars孤高の王者
stars読み終わった。☆☆☆☆☆+◎

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著者天城 桜路
書籍種類紀行
紀行の種類紀行
旅の種類-
主要テーマ政治、歴史
主要訪問国ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/セルビア/モンテネグロ
その他訪問国
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紀行地図|「地球の彷徨い方―ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/セルビア・モンテネグロ初級編」で辿ることができる主要都市

《2002年秋1》
【クロアチア】
 [ザグレブ]
ボスニア・ヘルツェゴビナ
 [サラエボ]
  +ラティンスキー橋
 [バシチャルシア]
  +バシチャルシア広場
  +スナイパー通り
  +オスロボネージェ新聞社
 [イリジャ]
 [リムスキー・モースト橋]
 [ブレロ・ボスナ]
 [バシチャルシア]
 「グルバヴィッツア」
 [スケンデリア]
 [ベオグラード]
 [ザグレブ]

《2002年秋2》
ボスニア・ヘルツェゴビナ
 [サラエボ]
 [モスタル]
 [メジュゴリエ]
 [モスタル]
 [サラエボ]
  +ピオニルスカ・ドリナ動物園
 [チャプリナ]

《2003年秋》
【クロアチア】
 [ザグレブ]
ボスニア・ヘルツェゴビナ
(セルビア人共和国RS)
 [バニャルカ]
 [ドボイ]
(連邦FD)
 [サラエボ中央駅]
 [バシチャルシア]
 [国立博物館]
 [モスタル]
 [サラエボ]
 [ブレロ・ボスナ]
 [イリジャ]
 [トンネル博物館]
 [シナゴーグ]
 [モスタル]
 [ブラガリ]
 [モスタル]
セルビア・モンテネグロ

《2002年秋》
 サラエボ→ベオグラード
 [ベオグラード]
  +テラジエ広場
  +カレメグダン公園
  +カレメグダン要塞
  +聖ルジツァ教会
  +聖ペトカ教会
  +聖サヴァ教会
  +聖マルコ教会
  +タシュマヤダン公園
セルビア・モンテネグロ
 [バール]
 [ブドヴァ]
 [コトル]
 [バール]
 [チバト]
 [スベティ・ステァン]
 [ツェティーニェ]
 [ロヴツェン]
 [ポドゴリッツァ]
 [スカダル湖]
 [バール]
 [ブドヴァ]
 [ベオグラード]

ボスニア,セルビア,モンテネグロ地図

「地球の彷徨い方―ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/セルビア・モンテネグロ初級編」|紀行読書感想

1つの国2つの文字3つの宗教4つの言語5つの人種6つの共和国,7つの国境

「東欧の火薬庫」という不名誉な異名を持った国々を旅するなんて想像がつかない。事 実、旧ユーゴスラビアの紀行文は少なくとも私は知らない。旧ユーゴの凄惨な歴史や民族 問題を扱った歴史書は数多く存在しますが。 そういった意味では貴重な本だと思います。

こう言っては女性蔑視?になるかもしれませんが、この危険一杯という印象の国を女性が 一人で旅をしているのですよ。凄いとしかいいようが無い。 この本、著者に対する評価は賛否両論です。わかるような気もしますが。ですが、その国 のいいところしか書かないような、しかも綺麗事しか語らないような紀行文より、著者の 歯に衣着せない言い回しは真実味があり、僕個人としては好きな本です。

この本の構成と読み方

見た目も分厚い本ですが、中身も濃い。文字も小さいので、読了まですごく時間を要しま した。この本の構成(構造化されていないので、読み辛いですが)は

・所謂旅行記的な文章
・通常は脚注で書くような補足や注釈的文章(これが本文中にある)
・この国の過去の歴史や政情(メモとして独立)
・この国を旅するための情報(メモとして独立)

という4つの要素がごちやっと書かれています。
この国を旅した気分にさえなればいい人は上記の1のみを読むようにしたほうが良いでし ょう。これらの国の歴史や政情、風俗を研究したい、知りたい人は仕方ないですが、2, 3,4も読む必要があります。
私は1〜4まで読んでいましたが、途中から1の部分だけ読むようにし、その後3,4を 読みました。2を見分けるのは簡単で本文よりフォントサイズが小さくなっています。
また最後に参考資料として、この地域の成り立ちや現状、旅する際の心得、食事などの情 報が多く掲載されています。

東欧への想い

これらの国々はとても親日的です。著者も驚いています。但し、残念ながら「中国人」と 間違われることがほとんどで、冷たい仕打ちを多々受けることになります。
が、日本人と わかると態度が急変する。日本はこれらの国々に対しODAを積極的に行っており、その ため親日的だそうだ。政府の外交なんて庶民からすると何をやっているかわかりませんが、 著者も改めて日本政府の取組みを理解、評価しています。
で、中国人が何故嫌われている かは??ですが。中国人は「チャンチンチョン」と現地では呼ばれているようで、著者も 散々、この呼び方で困っていたようです。(逆ギレしてますが・・ご愛嬌ですな)

この本を読んでいる最中にこの「紀行地図」作成を思い立ち、途中で読むのを止め ました。ということで、1年以上積読になってました。ただこの国々の数奇な運命につい て更に知るべきだという思いは募る一方でした。

サイト構築も軌道に乗った頃、雑誌coyoteNo.7(コヨーテ)でボスニアをテーマとした連載企 画がスタート(文:石紀美子氏。全6回)。「きのうの楽園」と題した、ボスニアを市民レベ ルの視点から綴ったジャーナリズムに近いエッセイ。連載は終わりましたが、ボス ニアという国を改めて知りたいという思いが再びわき上がりました。また、2006年6月3日 、モンテネグロが独立をし、国家として認められた。あわせて セルビア共和国も誕生した。

これにてバルカン半島も落ち着くのか?と素人ながら思ったりしますが、コソボ問題も火 種が残り、まだ平和への道のりは遠い。この地域で今後何か起こるのだろうか。目が離せ ない。

著者のこの本に対する想い

最後に著者がこの本を書いたいきさつや、文章表現についてコメントを添えています。 旅にはトラブルは付き物で、時には頭にくることもある。
「相手を罵倒する表現は極力控え た」
と述べていますが、良くないことはハッキリ悪いと書こうとした。と語っています(結 構、罵倒してます)。
笑ってしまうのが、「こういう表現に嫌悪感を感じる人はこの本は読 まないほうが良いでしょう」と。まぁ、確かにそうかもしれませんね。よくそんなこと言 うな〜っていう表現が多いですから。でも、いいんじやないのかな。個性的で。

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