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紀行地図紀行文庫 > 南仏プロヴァンスの12か月

旅行記,紀行,ガイド:「南仏プロヴァンスの12か月 」|    データ項目の説明→

書名南仏プロヴァンスの12か月
南仏プロヴァンスの12か月
ピーター メイル Peter Mayle 池 央耿
河出書房新社 (1996/04)
売り上げランキング: 34,475
おすすめ度の平均: 4.25
2 訳が残念
5 こんな本を読んだらプロバンスに行きたくなる
4 プロヴァンスの家
著者ピーター メイル
書籍種類紀行
紀行の種類旅行記型
旅の種類-
主要テーマ料理
主要訪問国フランス
その他訪問国
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「南仏プロヴァンスの12か月」|旅行記読書感想

都会人による田舎暮らし

イギリス出身の著者がフランスヘ隠居?後の様子を生活感たっぷりに表現した本です。南 仏プロバンスの田舎暮らし的ではありますが、相当お金かかってそうな生活ぶりですねぇ。 羨ましい。都会人か田舎へ引っ込み、そこから見える都会人の振る舞いの滑稽さを皮肉ま じりに綴っています。 とにかく面白おかしく、苦笑、失笑できる場面が多いです。

フランスの国民性と民族性の違い

敬意を持って?フランス人気質を評しています。わが国の官僚主義的な思想に基づいた社 会構造も比較にならないような社会構造を持っている国であるがごとくの習慣があると思 いきや、こんなことでよく社会活動ができているなぁと感嘆してしまう南仏の人々のいい 加減さ。「時間」の捉え方が違うというか、違う時間が流れているのでしょうかね。

「食」に対する異常なまでのこだわり。

以前読んだイタリア旅行記「海を行くイタリア」でもそうでしたが、生活のすべてが「食 事」と「ワイン」を中心に回っているとしか思えない生活ぶりです。一部の豪勢な生活を 営んでいる人々のみの傾向かと思ってましたが、そうではないようです。すべてが合理化 され、食事までも「エネルギー補給」という位置づけになりつつある日本。「味わう」こと は一瞬なれど、その一瞬にこだわることこそ、本物の「こだわり」なんですね。で、早食 いの私。数時間煮込み、手間隙かけた料理を3分でたいらげてしまう。母親から「もっと よく味わえ」と言われたものです。

人をもてなす

これも食事同様、一部の豪勢な生活をする方々がサロン的な仮想集合体を形成する意味で 来客者をもてなしているんだろうなぁと思ってました。著者の人徳がなせる業なのか。と にかく来客が多い。8月のバカンスのシーズンが恐ろしいとまで言っているのに、何故断 れないのか。私自身、人をもてなしたり、もてなされたり、ということについて好きでも 嫌いでもなく、興味があまり無いため、理解に苦しんだりします。ともかく、隠居後も変 化の富んだ生活を送っており、充実した生活を送っているのはこういったオープンな気質 によるところが大きいんだなぁと少し考えを改めようか?と真剣に思っています。

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