紀行地図 > 紀行文庫 > 水の巡礼
旅行記,紀行,ガイド:「水の巡礼」| データ項目の説明→
| 書名 | 水の巡礼 |
|
|---|---|---|
| 著者 | 田口 ランディ | |
| 書籍種類 | 紀行 | |
| 紀行の種類 | 旅行記型 | |
| 旅の種類 | - | |
| 主要テーマ | ||
| 主要訪問国 | 日本 | |
| その他訪問国 | ||
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「水の巡礼」|旅行記読書感想
美しい水紀行
本の構成、テーマの流れ方は本当に神秘的で美しい。うっとりします。「水」とは何か。哲 学的、アニミズムの世界が繰り広げられています。渋谷に流れる汚れた川から水の起源を 求めて山を越え野を越え。旅というより、まさに「巡礼」。水を高度なポジションから見つ めている本です。
豪傑で正直な著者
本のテーマと対極なのは著者の豪傑さ。やたら飲むし、いつも二目酔い。田口ランディっ て名前は知ってましたが、女性だったんですね。 やみくもに水や神秘的な世界を美化していないところが、とても好感が持てます。霊能者、 今はスピリチュアル系と言うのでしょうか。そういった人たちと巡礼し、謎めいた彼らの振る舞い をやや疑いの眼で見ているあたり、とても正直です。 著者は出版物を父親に見せてなかったようです。軽蔑の対象でしかなかった父親。父親との関係を 記事にし、そのため、父親には見せたくなかった。。すべてを出し、受け入れることで 関係修復を果たすところは少しウルウル。。
私の水の記憶
「水」を意識したことなんかあまり無いですよね。ただ、私は他のひとより「水」と関わ りがあります。「釣り」をするからです。(また釣りのことを書いてしまいますが・・)こ の年になっても自然の「水」を見ると反応します(テンションが上がります)。「何か魚い るかな−」。必ず、覗き込みます。薄暗い水の中をじ一っと見るだけで楽しい。 強烈な記憶として残っている水の記憶。 10年くらい前でしょうか。以前もサイトに乗せ ましたが、釣りの仲間とともに「聖地」と崇める福島県H湖。この湖と初めて出会ったの が10年くらい前かな。H湖の周辺には多くの湖が点在し、その美しさに興奮しっぱなし。 半分、美しさ、半分、釣れそ一!が正確ですが。で、湖畔に車を止め、湖岸へ。こんな透 明な湖を見たこと無い。で、皆、自然と靴下をせっせと説ぎはじめ、水の中へ足をすべら す。このとき。この感触。冷たいのと、湖底の砂に少し足が埋もれて、ヌルヌルした感触。 そして、足の裏から明確に伝わる「湧き水」の感触。「冷気」、今里うと「霊気」に近いも のが足の裏から頭のてっぺんに駆け上がる。今でもこの感触が忘れられません。私にとっ ての「水」の記憶はこれくらいです。(あまりの気持ちよさに、皆Gパンを説ぎ捨て、パン ツ1枚になってました。このときの写真は閲覧禁止扱いで、アルバムの奥に眠っています。 情け無い姿だ。恥ずかしい)
クリンキッド族とボブ・サム
あるテーマが別の本で登場する。ひとつの線の上に交差する感覚。本を読んで 良かったなぁと実感する瞬間です。 雑誌Coyote(No.2)で星野道夫の特集でクリンキッド・インディアンとストーリー・テラー のボブサムが取り上げられています。「水の巡礼」の中で交差したクリンキッド族とボブサム。 何か縁があるのか??日本古来から存在するカラスの神話。熊野那智大社の「ヤタガラス」はその例。 そしてアメリカン・インディアン<ハイダ族、クリンキッド族>に語り次がれる「ワタリガラス神話」。 繋がっているのか?ボブ・サム氏は来日し、多くの神話を日本人へ伝えています。 「カラス神話の巡礼」。










