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旅行記,紀行,ガイド:「プラハを歩く」| データ項目の説明→
| 書名 | プラハを歩く |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 著者 | 田中 充子 | |||||
| 書籍種類 | 紀行 | |||||
| 紀行の種類 | 旅行記 | |||||
| 旅の種類 | - | |||||
| 主要テーマ | 建築 | |||||
| 主要訪問国 | ||||||
| その他訪問国 | チェコ | |||||
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チェコ,プラハ地図|「プラハを歩く」で辿ることができる主要都市
【チェコ】
[プラハ]
+ヴァルタヴァ川(モルダウ)
+イラーセク橋
+ダンスをするビル
+フラチャヌィの丘
+マラー・ストラナ
+プラハ城
+聖イジー教会
+聖ヴィート大聖堂
+ヴラジスラフ・ホール
+聖イリイ教会
+旧市街市庁舎
+カレル大学
+聖ベツレヘム礼拝堂
+ティーン聖母教会
+聖ヤクプ教会
+マラー・ストラナ
+カレル橋
+ストラホフ修道院
+ベルヴェデーレ離宮
+シュヴァルツェンベルク
+マルチニッツ宮殿
+マラー・ストラナ広場
+ヴァルトシュテイン宮殿
+聖ミクラーシュ教会
(新市街)
+国民劇場
+民族墓地
+火薬塔
+市民会館
+ヴァーツラフ広場
+工業宮殿
+黒い聖母の家
+コチェラの自宅
+ライヒテル・ハウス
+インターナショナルホテル
+ミュラーハウス
「プラハを歩く」|紀行読書感想
建築史を切り口にプラハの歴史を紐解く
この本は建築がテーマ。典型的なテーマ型の紀行。以前、読んだの
「南イタリアへ!―地中海都市と文化の旅(著)陣内 秀信」とほぼ同じ形式です。
プラハは大戦の戦火を免れ、そして、資本主義の高度成長にも巻き込まれずにきたという
ことが幸か不幸かは別として、歴史ある建造物が今も残る。
これはプラハだけではなく、欧州全体に当てはまることだと思いますが、仮に「新しいも
の」が入ってきたとしても「古いもの」を壊したりしない。
プラハに有名な通称?「ダンスをするビル」というアールヌーボーというか超現代的な建
物が建造されて、観光スポットになってますが、戦争で爆弾が投下され、たまたまこの場
所にある建物が崩壊したため作ったもののようです。
日本だったら、これを機に周囲の建物すべて現代風に立替そうなものですが・・。
市民と城の関係
城において自治を行うが、自治の範囲が城からの物理的な距離で決まる。1日で城までた
どり着ける距離が自治の範囲。だそうだ。これは城の役割として外部から侵略された際の
市民の「逃げ場」としての役割があるからだ。
そのために自治の範囲を取り囲む城壁を作る。そのために費用がかかる。力をもった商人
に権限や認可を与える代わりに税を徴収する。そこで封建制度が生まれた。
なるほど。理にかなっている気がします。
「城」という建造物を中心に、このように政治体制のあり方を紐解いていく。これがこの
本の特徴だ。
学問と芸術と建築
これもプラハに限ったことでは無いですが、欧州は「石」の文化です。
巨大な教会を建造
する際に、たとえば石の天井をどう支えるか。これは重大な問題だ。柱をたくさん設ける
と空間が狭くなる。壁に窓を作ると、当然強度が落ちる。そこで、彼らはさまざまな工夫
をこらした。この工夫とは「幾何学」。
日本で(現在は別として)幾何学が発展しなかった
のは「石」の文化と「木」の文化の違いであると分析している。なるほど。納得。この石
の文化は音楽の世界にも影響を及ぼしていると著者は語る。
石の建造物は反響する。音楽
は教会で演奏されることが多い。この反響と奏者をコントロールをするのが指揮者の役割。
日本の雅楽は指揮者が存在しない。これは雅楽が、聞かれた空間で演奏することが前提で
あるため、誰が指揮しても同じである・・・。というのが著者の見解。
これはちょっと飛
躍しすぎかな。案としては面白いけど。
プラハには「アールヌーボー」建築が多くあるそうだ。建築家たちはピカソ、セザンヌに
触発され、チェコ・キュビズムの歴史を作り上げた。どういった町並みなのでしょう?不
思議な空間なのでしょうね。
その他のプチ雑学
いろいろ興味深い事実や経緯が記載されています。
プラハの有名なカレル橋。この橋には30体の像が配置されている。見たことありません
が、それは壮大なスケールのようです。橋を建造して、徐々に像を配置し、30体の像を
配置してますが、30体完成させるのに360年!もかかっているようです。
プラハにおいてヤン・フスという人物が「聖書主義」を唱えた。堕落したカトリックを非
難し、聖書に立ち返るべきだと唱えた。これは宗教改革として有名なルターが登場する1
00年も前のことです。


プラハ、ヨーロッパ建築の理解が深まる本








