紀行地図:紀行や旅行記を読んで、旅の軌跡を地図にしたもの。それが紀行地図。手書きの地図と読書感想文で旅した気分に・・なれる?
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紀行地図紀行文庫 > 美しいイギリスの田舎を歩く!

イギリス旅行記,紀行:「美しいイギリスの田舎を歩く! 」|    データ項目の説明→

書名美しいイギリスの田舎を歩く!
美しいイギリスの田舎を歩く! (集英社be文庫 きA 30)
美しいイギリスの田舎を歩く! (集英社be文庫 きA 30)北野 佐久子

集英社 2007-01
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おすすめ平均 star
starはーぶ研究家
star内容濃きことクロテッドクリームの如し

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著者北野 佐久子
本のタイプ紀行+ガイド
紀行のタイプガイド型
テーマ歴史、自然
主要訪問国イギリス、湖水地方、コッツウォルズ
この本の感想やコメントはブログの方へもどうぞ。

紀行地図〜旅行記,ガイド|「美しいイギリスの田舎を歩く!」で辿ることができる主要都市

イギリス
《湖水地方》
 [ニアソーリー村]
 [ヒルトップ]
  +エスウェイト湖
 [ホークスヘッド村]
  +ウィッグカフェ
 [グラスミア]
  +ダーウェントウォーター湖
  +フォウ・パーク邸
  +リングホーム邸
  +ニューランズ・バレー
  +ヘアズクーム邸
 [ロングメルフォード村]
  +メルフォード・ホール
 [ラベナム村]
  +ヘアズクーム・グランジ邸
 [ハロゲート]
 [デンビー]
  +グェニノグ邸
 [ベイクウェル]
 [ダーウェントウォーター湖]
  +ふくろうの島
《コッツウォルズ》
 [ケルムスコット]
  +ケルムスコット・マナー
 [ベスクリーヒース]
  +レッドハウス
 [サセックス]
  +スタンデン
 [バーフォード]
 [バィブリー村]
  +アーリントン・ロー
 [バース]
  +アメリカンミュージアム
 [カッスル・クーム]
 [ブロックリー]
 [ブラッドフォード・オン・エイボン]
  +ブリッジ・ティールーム
 [デボン]
  +コッキントン
  +ホニトン
 [サセックス]
  +ウィルミントン
  +ライ
  +ハートフィールド
  +アッシュダウンの森
 [ビンデン村]
  +クラリスズ:ティールーム
 [サリー州:モーシズ・ウッド]
  +ファーナム
  +コンスタンス・スプライ・フラワースクール

イギリス地図

「美しいイギリスの田舎を歩く!」の読書感想

ファインダーから見えたもの

以前読んだ「英国で一番美しい風景・湖水地方」でイギリス、湖水地方の美しさを認識したとともに、「ナショ ナルトラスト」という民間機関による自然保護の活動について感銘を受けました。
何故、これほどまでに美しいのか・・。続けて同本のシリーズ「英国で一番美しい村々コッツウォルズ」も読み、 イギリスの懐の深さに嫉妬心すら覚えます。何故、わが国は・・・。

話は反れますが、最近、「写真」を撮ることにハマッています。主に「街並み」を主なター ゲットにしています。私は東京の持つ「機能美」に魅せられています。一方で、「作られた 機能美」と「残った」過去の遺物のギャップ、或いは失われつつあるモノに反応している 「眼」に気付きます。
先日、撮影に行った鎌倉、江ノ島界隈で「残った」というより伝統 を、文化を「残す」意思をファインダーから感じ取ることができました。
そしてイギリスの湖水地方への想いがフツフツと湧き出し、この本を手に取りました。

「残すこと」:ナショナル・トラスト

ナショナル・トラストは政府機関ではなく、民間の機関です。
イギリスの伝統、文化、景観を残し、維持していく目的で設立された機関です。何を為す にも「お金」がかかる世の中ですが、ほとんどの資金は寄付や古い建造物への入館料、グ ッズ等の売り上げでまかなわれているようです。但し、すべての由緒ある建造物を「売り 物」にしていません。わが国のような節操の無いことはしないようです。

湖水地方といえばビクトリアス・ポターの「ピーターラビット」の絵本が有名です。ポタ ーは自身が得た収益で湖水地方の土地、農場、建物を買い取り、ナショナルトラストヘ寄 贈しています。530万坪の土地,15の農場,20のファームハウス・・。見当がつき ません。
こうして、ポターは「絵本」の世界を守り、今に至っています。買った土地でおいしい商 売をしようなんて、これっぽっちも思ってないです。

児童文化の風土性と文化の均一性

湖水地方は児童文学を生み出す風土があると著者は語っています。
作者が愛した身近な土 地が作品に織り込まれ、熟成され、独特のファンタジーを生み出しています。この本の著 者は実際に旅をして、改めそう感じたと。

フランスではパリなどの都会に貴族が集まり、田舎には農業や牧畜業を営む人が住むとい う2極化が進んでいます。一方でイギリスの貴族は田舎に住居(お屋敷)を構え、ロンド ンなどの仕事場の近くに別宅をもつのが今でも一般的。このことが地方にも文化が広がり、 田舎が単なる「田舎」とは言いがたい洗練さを保つ要因だそうです。
日本が抱える2極化問題を解決するヒントがここにありました。

携帯できます

だらだらと感想を書いてしまいましたが、この本は所謂ガイドブックではありませんが、 紀行文というよりガイド系の本。ポケットに入るくらいのサイズで200P程度の本なの で、こういう本を携えて、歴史の深さを感じながら旅をするのもいいかもしれませんね。

この本で紹介されたホテル、ショップなど

著者が薦めるホテルやB&Bもいくつか紹介されています。

[ヒルトップ]
 タワー・バンク・アームズ(パブ)
 ハイグリーンゲート(ティールーム,B&B)
 イーストワイク(ホテル)
[ホークスヘッド村]
 ウィッグカフェ(カフェ)
[グラスミア]
 サラ・ネルソンズ(ジンジャーブレッド)
 ハイ&ロー・ローンスウェイト・ファーム(B&B)
 ストールズ・ホテル(ホテル)
[ハロゲート]
 ベティーズ(ティールーム)
[ブロックリー]
 ミル・デーン(B&B)

湖水地方の料理レシピ集

この本の最後にいくつかイギリスの田舎料理、スイーツのレシピが載っています。 美味しそうです。

・ウィッグとブロッコリーのスープ
・ジンジャー・ショートブレッド
・グラスミア・ジンジャーブレッド
・ヨークシャー・ラスカル
・トード・イン・ザ・ホール
・アップルケーキ
・ベイクウェル・タルト
・リンゴとブラックベリーのパイ
・パーキン
・クレソンのキッシュ
・ポークとチェリーの煮込み・ローズマリー風味

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