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旅行記,紀行,ガイド:「パタゴニア 」| データ項目の説明→
| 書名 | パタゴニア |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 著者 | ブルース・チャトウィン | |||||
| 書籍種類 | 紀行 | |||||
| 紀行の種類 | 紀行文学 | |||||
| 旅の種類 | - | |||||
| 主要テーマ | 歴史,風俗 | |||||
| 主要訪問国 | アルゼンチン、チリ | |||||
| その他訪問国 | ||||||
| この本の感想やコメントはブログの方へもどうぞ。 | ||||||
紀行地図〜旅行記,ガイド|「パタゴニア 」で辿ることができる主要都市
【アルゼンチン】
[ブエノスアイレス]
[ラプラタ]
[バイアブランカ]
[リオネグロ]
[プエルトマドリン]
+チュブト渓谷
+ガイマン村
[エスケル]
[チョリア]
[ラスパンパス]
[リオピコ]
[サルミエント]
[コモドロリバダビア]
[ペリトモレノ]
[アロヨフェオ]
[ラゴポサダス]
[パソロバージョス]
[プエルトデセアド]
[サンフリアン]
[リオガジェゴス]
[フェゴ島]
[リオグランデ]
[ウスアイア]
[ナバリノ島プエルトウィリアムズ]
[アルベルトン]
[プンタアレナス]
[プエルトナタレス]
[プエルトコンスエロ]
+ラストホープ湾ミロドン洞窟
[プンタアレナス]
「パタゴニア」|紀行読書感想
やはり手強かった
「紀行文学の世界最高峰」と称されることもある本書。期待と不安の中、読み始めました。
脳裏に、以前読んだ、ノーベル賞作家エリアス・カネッティの「マラケシュの声」に惨敗
した思い出が浮んだ。
さて、読み始めた。嫌な予感は最初の数ページで現実のものとなった。
「マラケシュの声」を読んだ時は、途中で読むことを止め、ブログで知り合った方の意見
やネット上の感想文を読み、この本が何を言おうとしているか凡その検討をつけ、最初か
らまた読み返した。
私がブログを開設して間もない頃から読書仲間として交流のあった方から「理解するので
は無く、感じるように。」というアドバイスを頂いた。今はその方は都合によりブログを閉
じられました。改めて「この方」に感謝したいと思います。
今回も読書を中断。どう読むべきか、頭の中で整理をし、再開したのでした。(「マラケシュの声」
での惨敗ぶりはこちらで・・)
「パタゴニア」の残像
パタゴニアに引き寄せられるように旅立った著者。彼が追った宿命でもある。
辿った土地
で出会う人々の数奇な運命。
アナーキストや権力者、夢や希望を抱いて移り住んできた人。
そして夢破れた人。
パタゴニアを舞台にして華々しく散っていった人々の小さな物語。
こ
うして物語りは時代を交錯しながら、展開されていく。そして物語に登場する人々は史実に名
を残すような人々ではない。これらの歴史に埋もれた小さな物語を「化石」を発掘するよ
うに、著者はおそらく膨大な調査を行ったと想像しますが、丹念に数珠を繋ぎ合わせるこ
とで、「パタゴニア」を四次元空間に展開し、概観可能にした。
以前、読んだ立花隆さん
の『記録されていない「歴史」に「真」の歴史がある』という言葉を思い出した。(立花隆氏の「エーゲ―永遠回帰の海」の感想)
そして終に著者は「引き寄せられた」引力の源へたどり着き、「それ」を手にした。
因果関係は成り立った。という意味ではスッキリ感はありますが、このことが「パタゴニア」
を読む上での本質かどうか。彼にとってはきっとことのこが本質だったはずだ。作品としては本質的な事象では無いはずだ。
紀行と旅行記
この「紀行地図」サイトを立ち上げた頃から、今に至るまでずっと「紀行」と「旅行記」
の違いについて悩んでました。
「マラケシュの声」そして「ナショナルジオグラフィック・デ
ィレクションズ」の紀行文学シリーズ。そしてこの「パタゴニア」を読むにつれ、「紀行」と
は「文学」であるという結論に達しました。
では「文学」とは?と問われると、答えるこ
とができないのですが・・。少なくとも言えるのは、これらの「紀行」は著者が辿った、
訪れた国、都市、街を記録することは全く無意味であるということ。
では「旅行記」は文
学では無いのか?これも答えを持ち合わせていません。
私が言えることは「紀行」と「旅行記」は別のジャンル。ということだけです。
奥の細道
ブルース・チャトウィン氏はこの旅で松尾芭蕉の「奥の細道」を携帯していたそうだ。
文中にも、ところどころで読書をするシーンがありますが、「奥の細道」を読んでいたのだろうか。
訳者の芹沢真理子氏の旦那様がブルース・チャトウィンから直接聞いたとのことですので、
伝説化した彼を後付で「美化された」話では無いようです。
「松尾芭蕉」「奥の細道」いずれも、このサイト、ブログ、枯野空という私の名前に大きく
関係しています。勝手ながら、仲間意識を持ちました。。
早すぎた死を改めて残念に思います。


これは旅行記ではない。
僕の神様は歩く神様








