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旅行記,紀行:「Coyote No.20 特集 パリ オペラ・ガルニエ[夢の回廊をわたる]」| データ項目の説明→
| 書名 | coyote No.20 |
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|---|---|---|---|---|
| 著者 | スイッチパブリッシング | |||
| 書籍種類 | 紀行雑誌 | |||
| 紀行の種類 | 紀行 | |||
| 旅の種類 | - | |||
| 主要テーマ | 歴史・建築 | |||
| 主要訪問国 | フランス | |||
| その他訪問国 | アラスカ | |||
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「Coyote No.20」|紀行読書感想
パリ・オペラ座の伝統
今号はパリ・オペラ座の特集。
伝統を維持しつつ、日々進化する芸術の潮流を捉え、新たなアート領域の発展に寄与する
と共に、オペラ座自体も進化し続けている。
従業員約1000人。これは少し驚きであった。
オペラ座はシャルル・ガルニエによってデザインされた。デザインはギリシャ神話のパル
ナッソス山を模したとされている。豪華絢爛という言葉はオペラ座のためにあるようなも
のだ。天井は建設当時の絵からシャガールの絵へ描きかえられた。当時としては、賛否両
論だったようです。
オペラ座とルイ・ヴィトン
オペラ座の中に、ある目的に作られた広間。時代を経て、利用価値を見出せないまま放置
されていたこの広間を改修し「オペラ座図書館」として復活させた。
これは、ルイ・ヴィ
トン社が一役買った。ルイ・ヴィトンの「伝統」に対する敬意の表れであるが、ルイ・ヴ
ィトン社の社としてのポリシーと合致したのだろう。
ルイ・ヴィトン氏は旅というものが一般化していき、頑強な旅行鞄の需要を先取りし、成
功のきっかけとなったことは有名な話である。パリのアニエールヘアトリエを構え、斬新
かつ、機能美を備えた鞄を世に出してきた。特に「オーダーメイド」の鞄の製作に力を入
れ、名声を得た。写真家のアンリ・カルティエ・ブレッソンのカメラケースのオーダーを
受けたことは有名である。
そして忘れてはならないのはルイ・ヴィトンの象徴でもある「モノグラム」。
この「モノグラム」の意匠について様々な憶測がある。その一つが日本の「家紋」をイメ
ージしたのではないかと。
パリの博覧会で日本の武家文化が紹介され、空前の日本ブーム
となった。浮世絵もしかり。これに触発されたのではないか?ということを研究するプロ
ジェクトが立ち上がっている。勿論、これが有力な説というわけではないようですが、言
われて見れば分かるような・・。
オペラ座と対峙するアーティスト
歌舞伎役者、市川海老蔵。
伝統と格式と常に向き合うアーティスト。オペラ座で父、団十
郎と演じること。舞台の制約をはじめ、見えない魔物と対峙するその姿、顔は自信はおろ
か狂気すら癈み出ている。
バレエダンサー、首藤康之。
演じるものを圧倒するオペラ座の
舞台。舞台の角度といった物理的な環境に加え、舞台に潜む魔物と彼も向き合っている。
舞台の頂点。それがオペラ座なのか。
今月のお言葉
藤原新也氏の連載。写真もさることながら、その言葉に深い味わいがあります。
「場とは喪われたものたちの記憶によって、時に目の前に存在しているもの以上により強
く匂い立つものだ」
フレームから彼は何を感じ取っているのだろうか・・。ちなみに藤原氏は門司出身。私の
出身地ととっても近いです。よく門司に遊びにいってました。
目次概要
特集 パリ
[オペラ・ガルニエ]
[document]パリの夜、夢の回廊 市川海老蔵、オペラ座に立つ
[interview]
パリの荒事 ブリジット・ルフェーヴル《ダンス部長》
その完璧な五度の傾斜 首藤康之《バレエダンサー》
長きにわたる誘惑 ピエール・ヴィダル《図書館館長》
[column]
オペラ座のもうひとつの貌文 飛幡祐規
[essay]
持続する瞬間 五百グラムの設計図文=堀江敏幸 写真=阿部稔哉
模型制作=八巻美恵 四釜裕子
[document]
ルイ・ヴィトンをめぐる アニエールへの旅
[essay]セーヌ川を船で行く あるいは内水面の文化史 文=池澤夏樹
連載
[travelogue]
藤原新也 日本浄土 〜門司港〜
[book guide]
コヨーテ図書館 片岡義男の本棚 十八冊の月の絵本をめくりながら、
グッド・アイディアの世界を堪能する
[story]柴田元幸翻訳叢書 EXPLORING OLD LETERARY FOREST 第五回 ジャック・ロンドン『生の掟』
絵 米増由香
[travelogue]
伊藤比呂美 コヨーテ on the Road第五回 天草の密林
Our Garden ホンマタカシ
[dialogue]
カタリココ 岸本佐知子 聞き手 大竹昭子
木原千佳/瀬戸照/池谷裕二
OTHER LINE UP
[travelogue]
旅の絵手帖 デロームさんと歩くサヴォワ邸
絵と文 ジャン=フィリップ・デローム
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