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「戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった」」で旅した地図

戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった」で旅した軌跡

【シエラレオネ】 [モグブウェモ][カバティ][マトゥル・ジョング][カマトー][バウヤ][フリータウン]【アメリカ】 [ニューヨーク]【ギニア】 [コナクリ]

「戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった」」の内容

本のタイプ ノンフィクション
著者 イシメール・ベア
タイトル 戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった
テーマ
主な訪問国 シエラレオネ/

戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった」のブックレビュー

幸せに暮らしていた家族が突如として戦争が降りかかる。 爆弾が打ち込まれ、家々が次々に焼き尽くされ、人々は逃げ、そして兵士に撃ち殺され、 虐殺される。家族は散り散りになり、行方も分からない。 路頭に迷う子供たち。子供たちはひたすら逃げるしかない。家族と離れ、彼らは自分たち の力で生きていく。選択肢は2つ。「逃げて、殺される」か、「戦争に加担し、殺すか」。 殺された家族の「復讐」という大義名分をもって彼らは「戦争」に加担する。ある種の洗 脳だ。 そして今まで見てきた凄惨な行為を、何の躊躇いもなく、自ら手を染めていくようになる。 この恐ろしい負の連鎖が戦争の現実だ。 著者もこの負の連鎖に自ら飛び込むしか生きる道は無かった。